株式会社Rinは、AIコーチアプリ「自分と話すノート」での対話3,096件を分類しました。
最も多かった話題は「自己理解・価値観」で、全体の18.8%を占めました。
対話の性質では「悩み」が42.2%、「前向きな話」が31.1%でした。
同社は、AIへの相談が悩みの解決だけでなく、自己理解にも使われていると分析しています。
記事の概要
調査対象は、2026年7月から9月30日までに424人が行った、のべ3,096件の対話です。
対話は、AIと辞書を使って性質4区分と領域10区分に自動分類されました。
領域では「自己理解・価値観」が582件で18.8%となり、「その他」を除く9領域で最多でした。
続いて「仕事・キャリア」が523件で16.9%、「気分・メンタル」が410件で13.2%でした。
性質では「悩み」が1,307件で42.2%、「前向きな話」が964件で31.1%でした。
領域と性質の組み合わせでは、「前向き×自己理解・価値観」が373件で最多でした。
時間帯では17時から翌3時までの対話が合計68.3%となり、22時台が最も多い結果でした。
記事のポイント
- 自己理解が最多: 「自己理解・価値観」は582件で18.8%となり、悩みだけでなく前向きな対話で多く語られていました。
- 悩みと前向きが併存: 「悩み」は42.2%でしたが、「前向きな話」も31.1%あり、AI相談の用途が広がっていました。
- 夜間の利用が中心: 17時から翌3時までの対話が約7割を占め、仕事や家事後の利用傾向が示されました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 従業員支援にAIを導入する際は、悩みの解消だけでなく自己理解を促す用途も想定し、夜間対応や人の支援へつなぐ設計を確認する必要がありそうです。
- AIサービス提供者: 利用目的を問題解決に限定せず、前向きな内省や価値観の整理まで捉えられる機能設計と評価指標が、競争力に影響する可能性があります。
- 人事・相談部門: 仕事・キャリアの相談先が身近にない人への入口としてAIを位置づけつつ、専門家の代替ではなく、必要時に人へ戻す運用を考えることになりそうです。
このニュースの背景
生成AIは、セラピーや話し相手、生活の整理、目的を見つける用途でも使われているとする国内外の調査が示されています。
日本でも生成AIの利用経験者が増えており、AIに相談する行為が特別なものではなくなりつつあるという問題意識があります。
今回の分析では、利用者の対話をAIと辞書で性質と領域に分け、悩みだけでなく前向きな自己理解の対話も把握しようとしています。
対話は夜間に集中しており、相談窓口の時間外に利用される実態を踏まえたサービス設計が焦点になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Rinのプレスリリース(2026年10月6日 11時00分)AIコーチに悩みを相談する人は、何を話しているのか?…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000187733.html