一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)は、生成AI利用クラウドサービス4件を新たに認定しました。
認定対象は、人事労務、日報管理、採用業務を支援するサービスです。
生成AIサービスの安全性や透明性に関する情報開示を促す制度で、認定サービスは累計344件となりました。
記事の概要
ASPICは2026年10月1日の第75回認定審査委員会で、6件のクラウドサービスを認定しました。
このうち4件は、2026年7月1日に運用を始めた生成AI利用クラウドサービス向けの制度による認定です。
認定されたのは、株式会社DAHTAの「メンタルマップ」です。
マーカーネット株式会社からは「クロスアクシア」と「戦術日報ショウヘイ」が認定されました。
株式会社テクヌートの対話型AI音声面接サービス「QRUU(クルー)」も対象となりました。
制度では、AIリスク評価、利用データの扱い、モデル情報、プロンプトインジェクション対策などの開示を求めています。
ASPICの情報開示認定サービスは、今回の6件を含めて230社の344サービスとなりました。
記事のポイント
- 人事・採用向けを認定: メンタルヘルス管理や人材配置、AI音声面接などの業務を支援する4サービスが対象です。
- 開示を求める3領域: ガバナンス、データ管理、セキュリティ・安全性に関する情報を重点的に評価します。
- AI特有のリスクに対応: ハルシネーションや不正指示、権利関係、RAGの参照制限などの対策開示を求めます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 人事・採用領域でAIサービスを選ぶ際、機能や費用だけでなく、入力データの扱い、判断への人間の介入、事故時の責任分担まで確認する調達手順が求められそうです。
- 同業のサービス提供者: 認定取得の有無や開示内容が、競合比較や導入審査で見られる可能性があります。モデル情報や不正指示対策などを整理し、顧客が比較できる形で示す必要が高まりそうです。
- クラウド業界全体: 生成AIを組み込んだサービスでは、従来のクラウドセキュリティに加えて、出力の正確性や権利関係まで説明することが信頼獲得の前提になっていくと考えられます。
このニュースの背景
生成AIを組み込んだクラウドサービスが国内外で1,000以上提供される一方、AI特有のリスクが利用者の選定を難しくしています。
制度は、事業者がAIリスクやデータの扱い、モデル情報などを適切に開示しているかを客観的に確認する目的で設けられました。
ガバナンス、透明性・データ管理、セキュリティ・安全性の3領域を軸に、ハルシネーションやプロンプトインジェクション、RAGの参照制限などへの対応が重視されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
一般社団法人日本クラウド産業協会(通称:ASPIC、東京都品川区西五反田、会長:河合 輝欣)は、2026年10月1日に開…
https://www.atpress.ne.jp/news/637666