KDDIスマートモビリティは10月1日、宮城県利府町で乗合型AIオンデマンド交通の本格運行を開始します。
「利府町版mobi」は、2023年11月から実証運行を続けてきたサービスです。
実証期間中の利用実績とアンケート結果を踏まえ、道路運送法第4条に基づく運行へ移行します。
記事の概要
KDDIスマートモビリティは、国土交通省の「共創モデル実証プロジェクト」に採択された取り組みに参画してきました。
利府町版mobiは、2026年9月30日に実証運行を終え、10月1日から本格運行を開始します。
利府町では高齢化率が25.7%に達し、路線バスや町民バスの便数が限られています。
実証運行では10代から80代まで利用し、2026年1月から8月の1日平均利用者数は54人でした。
利用者アンケートの満足度は10点満点で8.0点となり、約3人に2人が繰り返し利用しました。
町民アンケートでは、約47%が運転免許返納後の移動手段として利府町版mobiを選びました。
本格運行では、宮城県利府町内の274箇所を乗降場所とし、8時から19時まで提供します。
12名が乗車できるワンボックス車両2台を使い、mobiアプリまたは電話で予約できます。
記事のポイント
- 実証から本格運行へ: 2023年11月27日からの実証運行を経て、10月1日から道路運送法第4条に基づく運行へ移行します。
- 地域の移動課題に対応: 駅や病院、商業施設と居住エリアが離れる利府町で、高齢者らの移動手段を補完します。
- 274箇所で乗降可能: 利府町内の乗降場所は2026年9月時点で274箇所となり、アプリや電話で予約できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する自治体: 実証の利用者数や満足度だけでなく、免許返納後の移動手段としての期待も確認できます。導入時は対象地域の需要、電話予約を含む利用環境、実証後の運営主体を一体で設計する必要がありそうです。
- 地域交通事業者: 路線バスや町民バスを置き換えるのではなく、駅・病院・商業施設と居住地を結ぶ補完手段として役割を組み直す余地があります。既存路線との接続や利用者の分担を検討することになりそうです。
- MaaS提供企業: AIオンデマンド交通では、予約システムの提供に加え、実証から法制度に基づく継続運行へ移す支援力が問われます。複数の予約手段や乗降場所の拡張を含む運用設計が差別化要素になり得ます。
このニュースの背景
利府町では高齢化率が25.7%に達し、路線バスや町民バスの便数が限られています。
駅や病院、商業施設が集まる中心市街地と居住エリアが離れ、自動車を運転できない高齢者らの移動手段確保が課題になっています。
2023年11月から実証運行を続け、2026年1月から8月には1日平均54人が利用しました。満足度やリピート利用、免許返納後の移動手段としての評価を踏まえ、本格運行への移行に至っています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
KDDIスマートモビリティ株式会社のプレスリリース(2026年10月1日 14時00分)乗合型AIオンデマンド交通システ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000185443.html