NTTテクノクロス、AIspectorにローカルLLM対応など追加

NTTテクノクロスは、ビジュアルリグレッションテストツール「AIspector」の新バージョンを2026年10月1日に提供開始します。
人間の目視感覚に近い差分検知を可能にする「スマート近似比較」に加え、ローカルLLMとPDF比較に対応します。
Web画面やPDFの確認作業を効率化し、開発現場のテスト工数削減と品質向上を支援します。

記事の概要

AIspectorは、AIで画面差分や動作確認を自動化するビジュアルリグレッションテストツールです。
新バージョンでは、実用上問題のないわずかな位置ずれや色の変化を自動許容する「スマート近似比較」を搭載します。
微細なノイズを除外し、人間の目視感覚に近い画面比較を実現します。
ピクセル単位の厳密な一致が必要な場合は、従来の「完全一致比較」も選択できます。
クラウドLLMに加えてローカルLLMに対応し、外部ネットワークへの接続が制限された環境でも利用できます。
ローカルLLMでは、未公開機能の情報や機密性の高い社内データを外部へ送信しない運用が可能です。
マニュアルや仕様書、帳票類などのPDFファイル間で変更箇所を可視化する「PDF比較機能」も追加します。
NTTテクノクロスのWebアプリケーション開発では、AIspectorにより画面比較作業の工数を70%以上削減しました。

記事のポイント

  1. 目視に近い差分検知: 微細な位置ずれや色の変化を自動許容し、確認が必要な差分を絞り込めます。
  2. ローカルLLMに対応: 外部ネットワークへデータを送信せず、機密情報を扱うテスト環境でも利用できます。
  3. PDFの変更箇所を可視化: マニュアルや仕様書、帳票類の差分を確認し、ドキュメント検証を効率化できます。

このニュースがもたらす影響

  • 導入検討企業: 外部接続を制限したまま未公開機能や社内データを扱えるため、セキュリティ要件の厳しい企業も導入候補にしやすくなります。画面と帳票の検証をまとめて見直す契機になりそうです。
  • 同業サービス提供者: 画面差分の検知精度だけでなく、ローカルLLMによる運用やPDF比較までが選定軸になり、競合各社には対応環境と対象業務の広さを示すことが求められそうです。
  • 品質保証責任者: 自社のテスト工程で、微細な差分を許容する検査と厳密な一致確認を使い分けられるため、確認対象を絞りながら品質基準を維持できるか、導入前に検証する必要があります。

このニュースの背景

AIを活用してソフトウェア開発の各工程を効率化・自動化する「AI駆動開発」が普及し、テスト工程でも自動化ツールの導入が進んでいます。
一方、Webアプリケーションの改修や検証では、表示差異を人が確認する必要があり、レイアウト崩れや差分の確認に工数がかかることが課題になっています。
NTTテクノクロスは2026年4月からAIspectorを提供しており、自社のWebアプリケーション開発では画面比較作業の工数を70%以上削減しました。
今回の追加機能は、用途に応じて差分抽出の強度を変えたいというニーズや、外部ネットワークに接続できない環境、PDFの変更確認に対応するものです。

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000123990.html

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