SHE株式会社は、ホワイトカラーとして働く女性を対象にAI時代のキャリア意識を調査しました。
76.5%がAIによる仕事の代替や仕事内容の変化に不安を感じていました。
一方、ブルーカラーへの転向は49.4%が「条件によっては」選択肢として考えると回答しました。
AIに代替されにくい仕事というだけでは、キャリア選択が決まらない実態が示されています。
記事の概要
調査は2026年9月14日から16日まで、SHE受講生を対象に実施されました。
有効回答数は168名で、うちホワイトカラーとして働く女性は85名でした。
ホワイトカラー女性の48.2%は、自身の仕事やスキルが今後5年未満で通用すると回答しました。
一方、23.5%は自身の仕事やスキルがどの程度通用するか「想像がつかない」と回答しました。
AIによる仕事の代替や仕事内容の変化については、76.5%が不安を感じていました。
ブルーカラー転向を「積極的に選択肢として考える」とした人は15.3%にとどまりました。
ブルーカラーのイメージでは、「経験や熟練が重要」「高い専門性・技能が求められる」が上位でした。
転向を考えにくい理由では、「体力面に不安」「働き方が合わなそう」が上位となりました。
記事のポイント
- 仕事の将来に不安: ホワイトカラー女性の76.5%が、AIによる仕事の代替や仕事内容の変化に不安を感じています。
- 転向は条件付きが最多: ブルーカラー転向は49.4%が条件付きで検討し、AI代替への不安だけでは意向が決まりません。
- 体力と働き方が壁: ブルーカラーへの転向では、体力面への不安や働き方が合わないという懸念が上位となりました。
このニュースがもたらす影響
- 企業の人事担当者: AIへの不安を研修参加の意思とみなさず、業務のどこが変わるかを可視化したうえで、職種別のスキル更新や相談機会を設計する必要がありそうです。
- キャリア支援事業者: AIに代替されにくい職種を示すだけでは足りず、体力面や勤務形態、適性、将来のキャリア像まで含めて比較できる情報提供が求められそうです。
- 現場職の採用企業: 専門性や熟練の価値に加え、体力的負担や危険、勤務時間、休日、キャリア形成を具体的に示すことが、転向候補者の検討を促す鍵になりそうです。
このニュースの背景
生成AIをはじめとするAI技術の発展により、企画・事務・営業などのホワイトカラー業務では、業務の代替や仕事のあり方の変化が指摘されています。
一方、ブルーカラーでは人手不足を背景に賃金上昇などの動きがあるほか、AI・デジタル技術を活用して専門性を高める働き方も生まれつつあります。
こうした環境変化を踏まえ、SHEはホワイトカラー女性の仕事やスキルの将来認識と、ブルーカラーへの転向意識を調べました。
調査はSHE受講生を対象に実施され、ホワイトカラーとして働く女性85名の回答が分析されています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
SHE株式会社のプレスリリース(2026年9月29日 10時00分)ホワイトカラー女性の76.5%がAI代替を不安視する…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000402.000027564.html