コウヘイデザインは9月28日、生成AI搭載のクラウドサービス「PHYLAX」を提供開始します。
ハラスメント、コンプライアンス、メンタルヘルスの3領域を統合し、教育や理解度診断の記録を蓄積します。
10月1日に義務化されるカスタマーハラスメント対策や、就活セクハラ対策を支援します。
記事の概要
PHYLAXは、学習、理解度の測定、実施記録の管理を1つのプラットフォームで提供するSaaSです。
提供開始時点では、パワーハラスメントやカスタマーハラスメントなど7類型のハラスメントに対応します。
受講日時や回答内容、理解度スコアをクラウド上に保存し、教育を実施した証跡として管理できます。
設問は3択式で、回答後に生成AIが判断の根拠や実務上の分かれ目を解説します。
理解度は「要復習」「基礎」「実務」「十分」の4段階で表示し、部署別の弱点や未受講者を確認できます。
弁護士の原田大氏と精神科医の堀内和一朗氏が、法務・メンタルヘルス領域を監修しています。
料金は税別で、登録人数20名まで月額5万円、100名まで月額10万円などの設定です。
Google Cloud上で提供し、通信のTLS1.2以上、保管データのAES-256暗号化、日本国内でのデータ保管に対応します。
記事のポイント
- 3領域を一つに統合: ハラスメント、コンプライアンス、メンタルヘルスの学習から診断、記録までを一つのアカウントで管理できます。
- 理解度と教育履歴を記録: 受講日時や設問への回答、理解度スコアを保存し、部署別の弱点や未受講者も管理画面で確認できます。
- 中小企業向けの料金設定: 登録人数20名まで月額5万円、100名まで月額10万円で、社員数に応じて利用料金が決まります。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 義務化対応では研修の実施だけでなく、理解度の把握と記録の継続運用が論点になります。自社の未受講者や弱点を特定し、教育後の対応まで含めて導入効果を見極める必要がありそうです。
- 同業サービス提供者: ハラスメント教育に加え、生成AIによる解説、部署別の理解度管理、多言語対応まで一体化した構成は、競合サービスにも継続学習と証跡管理を求める圧力になり得ます。単発研修との差別化が課題になりそうです。
- 人事・法務担当: 受講履歴や回答内容を使って教育の優先順位を決めやすくなる一方、メンタルヘルスに関わる情報も扱います。誰が何を閲覧し、結果をどの対応につなげるかを社内で先に定める必要がありそうです。
このニュースの背景
2026年10月1日から、カスタマーハラスメント対策と求職者への就活セクハラ防止措置が企業規模を問わず義務化されます。
方針の周知や相談体制の整備に加え、教育を実施したことを後から説明できる記録が必要になります。
専任の人事・法務部門を持たない中小企業では、研修、理解度の確認、未受講者への対応、実施記録の管理を継続して回すことが負担になっています。
一度きりの研修では従業員が本当に理解したか把握しにくいという課題に対し、生成AIによる解説と学習履歴の蓄積を組み合わせる流れが生まれています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
コウヘイデザイン株式会社のプレスリリース(2026年9月28日 09時30分)【「教育を実施していた」が記録に残る】弁護…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000186702.html