シェルパ・アンド・カンパニーは、社内の非定型文書をAIで活用可能にする新サービス「Cierpa AX」の提供を開始しました。
技術文書や商談記録、審査資料などを構造化し、意思決定に使える情報へ変換します。
文書構造理解と根拠提示の技術を活用し、無形資産の事業活用を支援します。
記事の概要
「Cierpa AX」は、企業内に散在する非定型文書をAI-readyな状態へ変換するサービスです。
さらに、情報を人間の意思決定に使えるDecision-readyな状態へつなげます。
対象には、技術ナレッジ、契約・審査情報、顧客接点情報などが含まれます。
事業資産AXでは、技術仕様書や商品情報を再利用可能なナレッジへ構造化します。
金融・保険AXでは、審査記録や約款を根拠・証跡とともに読み解きます。
顧客接点AXでは、商談記録や応対履歴から文脈や意図を抽出します。
議決権行使AIでは、内部ルールなどを参照し、検証可能なログの保持を支援します。
記事のポイント
- 非定型文書を構造化: 複雑な図表や注記、レイアウトを含む社内文書をAIで読み取り、再利用可能な情報へ変換します。
- 根拠と証跡を提示: 回答の出所となる情報源を明示し、金融・保険の査定や審査などで説明責任を支援します。
- GENIACにも採択: GENIAC第4期事業者として、金融領域の実務に特化した国産生成AI基盤モデルを開発しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 社内RAGを広げる企業は、モデル選定だけでなく、図表や注記を含む文書をどの粒度で構造化し、根拠・証跡付きで業務判断に接続するかを先に設計する必要がありそうです。
- 同領域の提供者: 同領域のサービス提供者には、文書を検索可能にするだけでなく、出所の提示や検証可能なログまで含めて、金融・顧客対応など具体的な業務成果を示すことが求められそうです。
- 金融・保険会社: 金融・保険会社は、審査記録や約款の活用で効率化を目指す際、回答の正確さだけでなく、査定根拠を追跡できる運用と人による最終判断の役割を設計する必要がありそうです。
このニュースの背景
企業内の知的財産や人的資本、データなどの無形資産について、開示にとどまらず経営・事業戦略へ組み込む実践が問われる状況です。
一方、生成AIや社内RAGの活用では、複雑な図表や注記、レイアウトを含む非定型文書をAIが正確に読み取れる状態へ整えることが課題になっています。
同社はこれまで、サステナビリティ情報の開示支援を通じて、非定型文書の解析と根拠提示に取り組んできました。
その技術を技術文書や審査資料、商談記録などへ広げ、AIによる情報活用を意思決定につなげようとしています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社のプレスリリース(2026年9月17日 14時21分)シェルパ・アンド・カンパニー、…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000157.000100923.html