株式会社ニュウジアは9月15日、建築設計事務所や工務店向けのAI機能「Architecture Studio」を提供開始しました。
BIM標準形式のIFCファイルから建物を解析し、施主向けの30秒プレゼン映像を制作します。
CAD操作やAIへのプロンプト入力は不要で、必須入力は「目的」と「設計趣旨」の2項目です。
記事の概要
Architecture Studioは、IFCファイルから建物の形状・室・開口を解析し、承認済みモデルを構築します。
Archicad 27、Revit 2024、Vectorworks、GLOOBEの実際の書き出しファイルで動作を確認しています。
入力できるIFCはIFC2x3、IFC4、IFC4x3で、最大200MBまで対応します。
仕上表や建具表を添付すると、素材や建具の情報も映像に反映できます。
静止画候補はショットごとに3枚提示され、日本語の指示で夕方の表現や家具の修正ができます。
外形や屋根形状、階高、開口、室の広さなどは図面を正本とし、AIが自動変更しない設計です。
代表的な完成イメージ一式は288ポイント、5,760円(税別)で、1ポイントは20円(税別)です。
完成イメージ映像は30秒、6ショット、音声付きで、720pまたは1080pを選べます。
記事のポイント
- IFCから映像を制作: 図面の形状や開口を解析し、建築士の承認を経て施主向け映像まで制作します。
- 図面との差異を抑制: 外形や窓の位置などを図面に固定し、承認済みモデルとの自動照合も実施します。
- 工程別のポイント制: 取込や構成、静止画、映像ごとに課金し、未完了工程のポイントは自動返還します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する設計事務所: 設計変更や提案の節目ごとに映像を更新しやすくなるため、受注前の説明手段を外注費や納期だけでなく、運用に組み込めるかで見直す必要が出てきそうです。
- 建築可視化サービス提供者: 図面との整合性や建築士の承認工程まで含めた設計が示されたことで、映像の見栄えだけでなく、形状の正確さと説明業務への適合性が競争軸になる可能性があります。
- 建設・不動産の営業担当者: IFCを起点に設計意図を施主向けの説明資産へ変換できるなら、図面を読めない相手への提案で、設計者と営業担当者が共有できる材料を早期に用意しやすくなります。
このニュースの背景
2025年の新設住宅着工戸数は前年比6.5%減で、持家も前年比7.7%減となっており、受注競争が強まる状況が示されています。
従来のCGパースは費用や納期の面から、設計変更のたびに作り直す運用が難しく、提案時のビジュアルを繰り返し活用しにくい課題がありました。
2026年4月1日からIFCデータとPDF形式の図書を提出するBIM図面審査が始まっており、IFCを施主への説明にも活用する余地が生まれています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ニュウジアのプレスリリース(2026年9月15日 11時00分)建築図面(IFC)を、施主に伝わる完成イメージ動…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000127837.html