株式会社Emposyは、主要な議事録AI 6サービスを同一音声で比較した実測レビューを公開しました。
Notta、AutoMemo、AI議事録取れる君、Gemini、Tactiq、tl;dvを対象に、書き起こし精度を8部門で採点しました。
英語まじりや専門用語、早口、小声など、会議音声の条件別にサービスの違いを検証しています。
記事の概要
レビューは、Emposyのメディア「ERP開発通信」で2026年9月12日に公開されました。
6サービスに同じ会議音声を聞かせ、英語まじりやオノマトペなど8部門で書き起こし結果を採点しました。
評価項目には、数字・日付、同音異義語、専門用語、早口とスロー、URL・記号、小声・沈黙が含まれます。
開発系ミーティングで頻出する「Kubernetes」「Docker」「GraphQL」「OAuth」も検証対象にしました。
Nottaは「Kubernetes」を「ルーバネティス」、「OAuth」を「オース」と誤変換しました。
Geminiは「GraphQL」を「グラフQL」と分割し、AutoMemoは早口の英字部分をスキップしました。
一方、tl;dvは対象用語をほぼ崩さず、AI議事録取れる君は英字を自然な日本語に訳出しました。
8部門で最多の1位を獲得したのはtl;dvで、AI議事録取れる君も同じ部門数で1位に並びました。
記事のポイント
- 同一音声で比較: カタログスペックではなく、6サービスに同一の会議音声を聞かせて条件別の差を採点しています。
- 8部門で精度検証: 英語や専門用語、数字、早口、URL、小声など、実務で起きる音声条件を評価しています。
- 会議別の選定材料: サービスごとの誤変換例を示し、知名度ではなく会議のタイプに合わせて選ぶ視点を提示しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 知名度や機能一覧だけで選ばず、自社の会議に多い専門用語、英語、話速などを基準に候補を絞り、契約前に実音声で確かめる進め方が求められそうです。
- 議事録AI提供者: 一律の精度訴求より、専門用語や早口など条件別の得意不得意を示すことが、導入企業の比較検討で重要になりそうです。評価結果を踏まえ、利用場面ごとの強みを説明する必要も高まりそうです。
- AIツール比較メディア: 同一音声を使った条件別の検証は、サービス選定の判断材料になり得ます。今後は機能数だけでなく、実務に近い音声や誤変換例をそろえた比較が求められそうです。
このニュースの背景
議事録AIは複数サービスが競合していますが、カタログスペックを並べた比較では、会議の種類ごとの精度差を捉えにくい状況でした。
記事では、英語まじりや専門用語、早口、小声など、会議で起こり得る条件によって各サービスの得手不得手が変わる点を検証しています。
同一の音声を使って条件別に採点したことで、サービス選びを知名度ではなく、自社の会議内容との適合性から考える材料が示されました。
関連するニュース
- 株式会社グレジャーがMeetMateに会議をまたいで課題を管理する台帳機能を追加しました。
- 株式会社アクティバリューズがエアポートホテル熊本にAIナレッジ基盤を導入し、問い合わせ対応の効率化を進めます。
- エーアイピックスは、1,936本から選んだ348本の国内AIツール地図を公開しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社Emposyのプレスリリース(2026年9月15日 13時10分)議事録AI 6サービスを有料契約して、8部門で…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000121749.html