アクチュアルは、建築・デザイン向けAIサービス「ArchiX」の新技術で特許を取得しました。
部屋画像から家具や建材などを識別し、製品カタログの実在商品を空間画像に反映できます。
製品の特徴・費用・寸法を基にした推薦にも対応し、設計やリフォーム提案の効率化を目指します。
記事の概要
アクチュアル株式会社は、特許第7807768号「リフォーム画像生成システム、方法、プログラム及び装置」を取得しました。
登録日は2026年1月20日で、出願日は2025年11月8日です。
同システムは、部屋画像に含まれる家具・壁紙・床材・照明などをAIで識別し、カテゴリごとに分類します。
利用者は、ArchiXに連携された家具・建材・設備・照明メーカーのカタログから製品を選択できます。
選択した製品は、手動の縮尺調整や複雑な編集をせず、部屋画像内の対象インテリアに置き換えられます。
カタログに登録された製品の特徴・費用・寸法を基に、条件に合う製品を推薦する機能も備えます。
アクチュアルは、設計・建築・建材・インテリア業界の提案業務に向けて、同技術のAPI提供や受託開発にも対応します。
ArchiXは6,000名を超える設計士・デザイナーに利用されており、同社は製品カタログの掲載メーカーを先着10社限定で募集しています。
記事のポイント
- 実在製品を合成: 部屋画像の家具や建材を識別し、カタログから選んだ実在製品に置き換えて空間画像を生成できます。
- 製品条件で推薦: カタログの特徴・費用・寸法や部屋画像の特徴を基に、空間に合う製品を推薦できます。
- API・受託開発に対応: 建材・家具メーカーやリフォーム事業者に向け、カタログ連携機能をAPIや受託開発で提供します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 設計やリフォームの提案担当者は、架空の完成イメージではなく実在製品を前提に商談を進められるため、製品選定と画像作成を一体化する業務設計を検討しやすくなります。
- 建材メーカー: 製品カタログが設計の初期提案に組み込まれることで、認知獲得だけでなく候補入りを促す接点になり得ます。掲載情報の整備や販売店との役割分担が求められそうです。
- 同領域のサービス提供者: 画像生成だけでなく、実在製品の識別・置換・条件推薦までをAPIや受託開発で提供する構成が示されました。製品データ連携を含む提案力が比較軸になる可能性があります。
このニュースの背景
建築・設計業界では、空間イメージを伝えるパース制作を外注するケースが主流で、コストや制作時間が課題となっていました。
生成AIによってパース制作のハードルが下がる一方、一般的な生成画像は架空のイメージにとどまり、実在製品を使った提案には十分に対応できていませんでした。
今回の技術は、部屋画像のインテリア領域を識別し、製品カタログの情報と画像生成を組み合わせることで、製品選びから空間イメージの作成までを一つの環境で扱うものです。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
アクチュアル株式会社のプレスリリース(2026年8月25日 14時00分)【特許取得】建築・デザイン特化型AI「Arch…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000080122.html