ミックウェアは、MulticoreWareとADASや車載AIに関する協業の基本合意書を締結しました。
両社は、エッジ環境で動作するphysical AIや、車載ECU向けAIモデルの最適化を検討します。
現時点では、共同開発や製品化、商用化は確定していません。
記事の概要
ミックウェアと米国のMulticoreWareは、ADASの性能最適化と統合に関する協業を検討します。
協業候補には、AIを活用した車内ユーザー体験や、エッジ環境におけるphysical AIが含まれます。
両社は、コストと電力効率に優れたECU上で、VLAモデルやLLMを実装する可能性を検討します。
MulticoreWareは、ヘテロジニアスなSoC向けのソフトウェア開発や最適化に強みを持っています。
ADASの統合・最適化、3D LiDARセンシング、車室内レーダーとカメラのセンサーフュージョンも検討対象です。
ミックウェアは、車載ソフトウェア基盤「micAuto-PF」や、自動車メーカーとの顧客関係を活用します。
両社は、日本を起点に共同ヒアリングや課題整理、共同提案、案件発掘を進める可能性を検討します。
基本合意書の有効期間は、発効日から2027年6月8日までです。
記事のポイント
- 協業の検討領域: ADASや車内ユーザー体験向けに、LLM、VLA、AIモデルの評価・統合・最適化を共同で検討します。
- エッジ実装を検討: 電力効率に優れたエッジデバイスへ機械学習ソリューションを実装する可能性を検討します。
- 確定契約ではない: 今回のMoUは協議開始の確認であり、共同開発や製品化、商用化を義務づけるものではありません。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 自社のADASや車内AIをエッジで動かす場合、モデル性能だけでなくECUの電力効率、センサー統合、リアルタイム性まで含めた評価軸が必要になり、PoC前の要件整理が求められそうです。
- 同業のサービス提供者: 車載ソフト提供者は、モデル単体の提案よりも、異種SoCへの最適化や3D LiDAR、レーダー・カメラ融合までを一体で示せるかが、OEMとの提案競争で問われる可能性があります。
- 自動車メーカー: 既存の車載ソフト基盤とAI最適化技術を組み合わせる提案を比較する機会が増え、ADASと車室内機能を横断した調達・検証の進め方が課題になりそうです。
このニュースの背景
SDVや自律的なphysical AIへの移行に伴い、ローカル環境でリアルタイムにAI推論を行う需要が高まっています。
ミッションクリティカルな用途では、決定論的な実行、厳格なセキュリティ、リアルタイム制御が求められるため、AIをクラウド上のみで実行することが必ずしも適切ではありません。
両社は、コストと電力効率に優れたECUへのVLAモデルやLLMの実装を視野に、車載ソフトウェア基盤と異種SoC向けの最適化技術を組み合わせようとしています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ミックウェアのプレスリリース(2026年9月9日 15時30分)MulticoreWareとADAS性能最適化お…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000022552.html