S2Wは8日、犯罪捜査に特化した自律型AIエージェント「DRI」をリリースしました。
DRIはセキュリティAIプラットフォーム「XARVIS」に搭載され、自然言語の質問から情報抽出や分析、レポート生成まで実行します。
ダークウェブやTelegramなどから収集したデータを活用し、サイバー脅威の捜査を支援します。
記事の概要
DRIは、ディープ・ダークウェブ、Telegram、ハッキングフォーラムなどからS2Wが収集したビッグデータと、リアルタイムの知識コンテキストを連携します。
利用者は自然言語で質問するだけで、エージェントが必要な情報を選別し、複数の検知・分析ツールを組み合わせて回答を生成できます。
情報漏洩モニタリングや脅威アクターのプロファイリング、暗号資産ネットワーク分析などに対応します。
匿名アカウントの活動履歴や資金取引履歴、攻撃手法などを分析し、根拠を示したインテリジェンスレポートを自動生成します。
検索拡張生成(RAG)を適用し、回答ごとに原文ソースを示すことで、結論に至った根拠を追跡できるようにしています。
重要な判断では人間が最終確認するプロセスを設け、検索から結論までの全段階を記録して検証可能にしています。
S2Wは、DRIの開発で蓄積したAIエージェント技術を、サイバー脅威インテリジェンスや産業特化型AIプラットフォームにも応用する計画です.
記事のポイント
- 自然言語で捜査を支援: 質問内容に応じて調査方式を自動選択し、複数のデータや分析ツールを組み合わせて回答を生成します。
- RAGと根拠表示を適用: 実在する資料に基づく回答を生成し、個別の結論ごとに原文ソースを示して判断の根拠を確認できます。
- 人間の確認を組み込む: リスクを伴う重要な判断では人間が最終確認し、調査の各段階を記録して結論を検証できるようにしています。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する捜査機関: 専門知識が必要だった情報選別や複数ツールの操作を自然言語で進められるため、捜査員は調査設計や判断に時間を振り向けやすくなると考えられます。
- セキュリティ事業者: 単体の検知機能だけでなく、データ収集から分析、レポート作成までをつなぐ自律性が評価軸になり、既存製品との連携や根拠提示が求められそうです。
- 公共部門のAI責任者: 原文ソースの表示と判断過程の記録、人間による最終確認が組み込まれることで、捜査利用における検証可能性を導入条件として設計する必要が生じる可能性があります。
このニュースの背景
ダークウェブやTelegramなどに分散する情報を捜査に活用するには、膨大なデータから必要な情報を選び、複数の分析手段を組み合わせる作業が必要です。
一方で、犯罪捜査ではAIの回答をそのまま採用できないため、根拠の追跡や誤りへの備えがサービスの信頼性に関わります。
DRIはRAGによる原文ソースの提示、調査過程の記録、人間による最終確認を組み合わせ、この要件に対応しています。
S2Wは、開発で蓄積したAIエージェント技術をサイバー脅威インテリジェンスや産業特化型AIプラットフォームにも応用する計画です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
S2W, Inc.のプレスリリース(2026年9月9日 14時00分)S2W、自律型捜査AIエージェント「DRI」をリリ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000131909.html