LINEヤフーは8月17日、「Yahoo!ニュース エキスパート」の知見を活用するAIエージェント「エキスパートAI」の提供を始めました。
同社のAIエージェント「Agent i」内で、専門家の考え方を反映した対話型の提案を受けられます。
第一弾として、料理研究家・ふらおさんのレシピを提案する「ふらおレシピ」を9月30日まで提供します。
記事の概要
LINEヤフーは、日本最大級のインターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」で、「エキスパートAI」の提供を開始しました。
エキスパートAIは、各分野の専門家が発信してきたコンテンツをもとに、知見や考え方を反映した情報を対話形式で提供します。
同機能は、LINEヤフーのAIエージェント「Agent i」内で利用できます。
第一弾は、料理研究家「脱サラ料理家ふらお」さんの思考プロセスを再現する「ふらおレシピ」です。
ユーザーが「今日は何も考えたくない」や「冷蔵庫に豚こまとキャベツがある」などと入力すると、条件に近いレシピを1つ提案します。
提案には、ふらおさんが「Yahoo!ニュース エキスパート」で公開した元記事へのリンクが表示されます。
「ふらおレシピ」は、Yahoo! JAPANアプリやLINEアプリなどから利用でき、提供期間は2026年8月17日から9月30日までです。
「Yahoo!ニュース エキスパート」には、2026年8月時点で約1,600名のエキスパートが参加しており、LINEヤフーは今後も対応するAIエージェントを増やす予定です。
記事のポイント
- 条件に合う一皿を提案: ユーザーが気分や食材などを入力すると、ふらおさんの考え方を反映したレシピを1つ提案します。
- 専門家の許諾と根拠: ふらおさんの許諾・監修を受け、提案の根拠となる本人の元記事へ移動できる設計です。
- 利用方法と提供期間: 「ふらおレシピ」はYahoo! JAPANアプリやLINEなどから利用でき、提供期間は9月30日までです。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 自社の専門家や蓄積コンテンツをAIに組み込む場合、許諾範囲や監修体制に加え、回答から原典へ誘導する設計を早めに検討する必要がありそうです。
- 同業メディア: メディア事業者は記事を検索・閲覧させるだけでなく、専門家の判断軸を使って利用者の選択を支援する体験を設計できるかが競争軸になる可能性があります。
- 専門家・権利者: 専門家や権利者にとって、既存記事をAI経由で届ける新たな接点が生まれる一方、本人の考え方をどこまで再現させるかを契約で明確にすることが求められそうです。
このニュースの背景
検索で複数の候補を比較するより、利用者の条件に応じて一つに絞る体験が重視されつつあります。
今回の設計では、専門家の既存コンテンツを対話型の提案につなげ、回答の根拠を元記事に戻せる点が特徴です。
専門家の許諾・監修を前提にしているため、生成AIの利便性と発信者への信頼を両立させる試みと考えられます。
約1,600名の専門家が参加する基盤を持つことから、今後は専門知識を対話サービスへ転換する対象領域が広がる可能性があります。
関連するニュース
- ベターフューチャーがSalesforce連携アプリ「DX-LINE」を更新し、複数のAIとの接続と顧客対応の自動化に対応しました。
- 株式会社neoAIが法人向けAIエージェント基盤に、複数工程の業務を進めるneoAI Workを追加しました。
- LINEヤフーがAIエージェント「Agent i」に、写真から商品を探して価格比較できる機能を追加しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
LINEヤフー株式会社のプレスリリース(2026年8月17日 12時58分)【LINEヤフー】「Yahoo!ニュース エ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001782.000129774.html