Zscalerの調査部門ThreatLabzは、2026年版のフィッシングと初期アクセスに関するレポートを発表しました。
フィッシング総数は2年連続で20%減少しましたが、生成AIによる攻撃サイトの生成やMFA回避が広がっています。
日本は暗号化された攻撃の標的国ランキングで世界第9位となり、フィッシング試行は約1,567万件でした。
記事の概要
Zscaler, Inc.の調査部門ThreatLabzは、2026年版ThreatLabzフィッシングと初期アクセスに関するレポートを発表しました。
2025年1月から12月に収集したデータを基に、2025年10月から2026年3月のデセプションテレメトリーを補完的に分析しました。
フィッシング攻撃の総数は前年比20%減で、2年連続の減少となりました。
一方、生成AIで作られたおとりサイトや、リアルタイムでMFAを回避するセッションハイジャックキットが増えています。
ThreatLabzは、生成AIで生成された413,524件のサイトインスタンスを特定し、そのうち10%近くを明示的に悪意あるものと判定しました。
サービス業界への攻撃は、請求や契約更新などのワークフローが悪用され、前年比65.5%増加しました。
フィッシング攻撃の95.2%は暗号化されたトラフィック内に潜み、悪意ある活動の87%がHTTPS経由で配信されていました。
日本は暗号化された攻撃の標的国ランキングで世界第9位となり、フィッシング試行は1,567万855件に達しました。
記事のポイント
- 生成AIで攻撃を量産: ThreatLabzは、生成AIで作られた413,524件のサイトインスタンスを特定し、約1割を悪意あるものと判定しました。
- 暗号化通信が死角: フィッシング攻撃の95.2%が暗号化通信に潜み、従来の対策を迂回していると分析しています。
- 日本は世界9位: 日本へのフィッシング試行は1,567万855件で、アジア太平洋地域全体の10.84%を占めました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ゼットスケーラー株式会社のプレスリリース(2026年7月24日 10時04分)Zscaler ThreatLabz:生成…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000055108.html