デロイトトーマツは2026年8月25日、業務プロセスとデータを構造化するオントロジーの構築・活用支援サービスを開始しました。
業務プロセスの整理からオントロジーの構築、評価、改善までを一貫して支援するサービスです。
支援には、同社のFDE(Forward Deployed Engineer)が携わります。
生成AIが企業固有の業務概念を踏まえて認識や判断できる環境の整備を支援します。
記事の概要
オントロジーは、特定領域の概念、属性、関係、制約を構造化して定義したモデルです。
例えば顧客、製品、売り上げなどの概念を、概念同士のつながりや関連性で結びます。
生成AIがオントロジーを参照すると、データベースだけを参照する場合より、業務の文脈を踏まえた回答が可能になります。
デロイトトーマツは、業務プロセスの整理やオントロジーの構築、評価、改善をFDEが支援します。
同社は2026年6月、FDEの採用・育成や制度設計、ナレッジ共有、アサイン調整などを担うFDEマネジメントオフィスを設置しました。
オントロジー構築サービスでは、米Palantir TechnologiesのPalantir Foundryが代表例です。
FDEもPalantir Technologiesから広がった職種で、デロイトトーマツは生成AIによる業務変革の需要を取り込む考えです。
記事のポイント
- 業務概念を構造化: 顧客や製品、売り上げなどの概念と関係性を構造化し、生成AIが企業固有の業務文脈を参照できるようにします。
- FDEが一貫支援: FDEが業務プロセスの整理からオントロジーの構築、評価、改善までを支援し、導入後の運用も見据えます。
- Palantirが先行: オントロジー構築サービスではPalantir Foundryが代表例で、FDEもPalantir Technologiesから広がった職種です。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 生成AIの回答精度だけでなく、社内の業務定義をどこまで整理できるかが導入成否を左右しそうです。対象業務と概念間の関係を棚卸しし、運用後の評価方法まで設計する必要があります。
- 競合コンサル: FDEによる業務整理から改善までの伴走を打ち出したことで、同業の提案もモデル導入やPoC単体ではなく、顧客固有の知識を継続的に更新する体制まで問われる可能性があります。
- 業界全体: オントロジーが生成AI活用の前提として扱われると、企業はデータ整備を蓄積量だけでなく意味や関係の管理として見直すことになり、業務部門とIT部門の共同設計が求められそうです。
このニュースの背景
生成AIが企業固有の業務概念を踏まえて認識や判断するには、データだけでなく概念同士の関係や制約を整理する必要があります。
デロイトトーマツは2026年6月にFDEの採用・育成やナレッジ共有などを担う組織を設置しており、今回の支援を担う人材基盤を整えていました。
オントロジー構築ではPalantir Foundryが代表例とされ、FDEもPalantir Technologiesから広がった職種であることから、関連する導入需要を取り込む動きと位置づけられます。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
デロイトトーマツは2026年8月25日、業務プロセスとデータを構造化する「オントロジー」の構築と活用に向けたサービスを…
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/24/03356/?ST=nxt_idx_common