OpenAIは8月14日、ChatGPTにMac上の作業を記録する「Computer History」を追加しました。
画面内容を解釈してテキスト化し、過去の広告やウェブ閲覧、作業内容を検索できます。
有料プラン向けの機能で、蓄積した記録をAIエージェントの作業にも活用できます。
一方で、クラウドに送られる情報や企業利用時の管理が課題になります。
記事の概要
Computer Historyは、日本語設定では「コンピュータの履歴」と表示される機能です。
8月14日に提供が始まり、ChatGPT Pro、ChatGPT Business、ChatGPT Enterpriseの契約者が利用できます。
現時点ではMac版ChatGPTデスクトップアプリに対応し、ChatGPT Proは月額16,800円からです。
ブラウザー履歴を検索するのではなく、表示された画面の内容をAIが解釈して記録します。
記録は時系列のMarkdown形式テキストとして蓄積され、一定期間の作業や過去のタスクを検索できます。
さらに、記録をもとに特定作業の手順書にあたる「スキル」を作り、作業の再実行にも活用できます。
記事では、Gensparkのメールアプリ「GenMail」も、メールの分類や要約、返信文の作成にナレッジを使う例として紹介しています。
こうした行動履歴の蓄積では、プライバシーや企業内ルール、シャドーAIへの対応が重要になります。
記事のポイント
- 画面内容を検索可能に: 広告や閲覧ページ、Xへの投稿などを、外部連携なしで画面内容から検索できます。
- 記録をスキルに転換: 蓄積したMarkdown形式の記録から手順を作り、過去の作業を繰り返し実行できます。
- 企業利用は管理が前提: クラウドに送られる情報やシャドーAIのリスクがあり、管理者による許諾が必要です。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 導入を検討する企業は、画面情報をクラウドで扱う範囲や管理者の許諾手順を確認し、機密情報の扱いも含めて、記録をスキル化する業務を選ぶ必要がありそうです。
- AI業務ツール提供者: 同領域の提供者は、単発の生成機能だけでなく、利用者の行動履歴を検索・手順化して再実行につなげる設計と、保存・共有範囲を説明できる管理機能が求められそうです。
- 情報システム部門: 情報システム部門は、従来のアプリ導入審査だけでなく、従業員の画面記録を伴う機能の許諾、クラウド送信、保存・削除方針まで運用ルールに組み込む必要がありそうです。
このニュースの背景
生成や知識提供に加え、AIが利用者の作業内容をコンテキストやナレッジとして扱う流れが強まっています。
Computer Historyは画面内容を解釈し、時系列のMarkdown形式テキストとして蓄積するため、検索だけでなくスキル化による作業の再実行にもつながります。
一方、画面情報をクラウドで扱う可能性があり、企業ではシャドーAIや管理者による許諾が課題になります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
OpenAIは、ChatGPTに「Computer History」という機能を搭載した。…
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/2134846.html