OpenAIは8月13日、Mac向けChatGPTに「Computer History」を追加しました。
同機能は、許可したアプリケーションやウェブサイトでの操作履歴を記録します。
履歴をChatGPTやCodexで活用できる一方、プライバシー管理が導入時の論点になります。
記事の概要
OpenAIは米国時間8月13日、Mac向けChatGPTのオプトイン機能「Computer History」を発表しました。
利用できるのは「Pro」「Business」「Enterprise」の各アカウントです。
同機能は、Mac上で利用するアプリケーションやウェブサイトでのアクティビティーを記録します。
記録した履歴は、要約やタイムライン、ローカルのメモリーファイルに変換されます。
ユーザーは直近の作業をChatGPTやコーディングツール「Codex」での対話・調査に組み込めます。
Computer Historyは、スクリーンショットで記録していた「Chronicle」を置き換えます。
画面、マイク入力、システム音声はキャプチャーせず、項目の確認や完全削除も可能です。
世界の多くの地域で順次提供され、英国、スイス、欧州経済領域(EEA)では今後数週間以内の開始が見込まれています。
記事のポイント
- 操作イベントを記録: アプリやウェブサイトでのクリック、タイピング、切り替えなどを記録します。
- 画面・音声は対象外: 画面やマイク入力、システム音声をキャプチャーせず、履歴の削除も可能です。
- 提供地域と対象: Pro、Business、Enterprise向けで、英国などでは数週間以内に提供予定です。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 導入を検討する企業は、作業の中断・再開やナレッジ活用を効率化できる可能性がある一方、対象アプリの許可範囲や履歴削除の運用を先に決める必要があります。
- AIサービス提供者: 同じ領域のサービス提供者には、画面全体を取得せずに操作の文脈を再利用する設計や、ユーザーが記録範囲を管理できる機能が競争軸になる可能性があります。
- 情報システム部門: 情報システム部門は、オプトインであることだけで判断せず、アプリ・ウェブサイトの許可設定やローカルのメモリーファイル、地域ごとの提供時期を確認して展開計画を組むことが求められそうです。
このニュースの背景
Mac上の作業内容をChatGPTやCodexで再利用するには、ユーザーが直近の操作を説明し直す必要がありました。
従来のChronicleはスクリーンショットで記録していましたが、Computer Historyでは操作イベントを要約やメモリーファイルに変換します。
画面や音声を取得しない一方、許可したアプリやウェブサイトの操作履歴を扱うため、利便性とプライバシー管理の両立が前提になります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
「ChatGPT」の「Mac」アプリに搭載された「コンピューター履歴」機能は、Mac上でのアプリやウェブサイト全体のアク…
https://japan.zdnet.com/article/35251613/