OpenAIは8月14日、macOS版ChatGPTデスクトップアプリで「Computer History」を提供開始しました。
アプリやWebサイトの操作履歴をChatGPTやCodexが参照し、過去の作業確認や自動化提案に使える機能です。
ChatGPT Pro、Business、Enterpriseが対象で、記録範囲の指定や履歴の削除にも対応しています。
記事の概要
OpenAIは2026年8月14日、macOS版ChatGPTデスクトップアプリで「Computer History」を提供開始しました。
対象はChatGPT Pro、Business、Enterpriseのユーザーです。
Proでは利用者が機能をオンにし、BusinessとEnterpriseでは管理者の許可後に各ユーザーが有効化します。
同機能は、アプリやWebサイト上の操作履歴を記録し、最近の活動をChatGPTやCodexから参照可能にします。
クリック、文字入力、キーボードショートカット、アプリ切り替えなどのインタラクションイベントが記録対象です。
スクリーンショット、画面録画、マイク入力、システム音声は記録せず、プライベートモードでのWeb閲覧も対象外です。
利用者は対象アプリやWebサイトを指定でき、メニューバーから収集を一時停止・再開できます。
履歴の一時ファイルはMac上に最大48時間保存され、生成されたメモリはMarkdownファイルとして削除まで保持されます。
記事のポイント
- 作業履歴をAIが参照: クリックや文字入力などを記録し、ChatGPTやCodexが最近の作業内容を参照できます。
- 反復作業を自動化: 繰り返し作業を検出すると、スキルや自動化として再利用する提案を表示します。
- 記録範囲を管理: スクリーンショットなどは記録せず、履歴の一時停止や個別削除にも対応しています。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 導入を検討する企業は、AIに任せたい反復業務を洗い出すだけでなく、どのアプリや作業を記録対象にするか、利用者が停止・削除できる運用まで決める必要がありそうです。
- 情報システム部門: 管理者は、各ユーザーの有効化を許可する前に、作業履歴に含まれ得る情報の範囲と、ローカルに残るデータの削除ルールを社内方針と照合することが求められそうです。
- 同業サービス提供者: 同じ領域のサービス提供者は、AIが作業文脈をどこまで引き継げるかだけでなく、記録対象の選択、停止、削除といった利用者側の制御を含めて比較される可能性があります。
このニュースの背景
ChatGPTが回答生成だけでなく、利用者の作業の文脈を継続的に扱う方向へ広がっていることが背景にあります。
操作イベントをもとに過去の作業を参照し、反復作業の自動化まで提案するため、AIの活用単位が個別の依頼から日常業務全体へ移る可能性があります。
一方で、対象アプリの指定や収集の一時停止、履歴削除、管理者の許可といった制御が設けられており、業務利用では利便性と情報管理を両立させる設計が前提になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
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https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2132844.html