パナソニック インダストリーは、AI関連事業に約920億円を投資します。
AIサーバに使われる多層基板材料とコンデンサの生産能力を、国内外で拡大します。
次世代半導体用材料の研究開発棟も、三重県四日市市に新設します。
記事の概要
パナソニック インダストリーは、拡大する生成AI市場の需要に対応するため、AI関連事業への投資を進めます。
高機能多層基板材料「MEGTRON」には、中国・蘇州工場とタイ・アユタヤ工場へ総額約670億円を投じます。
蘇州工場では新棟II期を建設し、2028年8月の稼働開始を予定しています。
アユタヤ工場では新棟II期を建設し、2029年4月の稼働開始を予定しています。
導電性高分子アルミ電解コンデンサ「SP-Cap」には、宇治工場とインドネシア・バタム工場へ約170億円を投資します。
バタム工場では約50,000平方メートルの新棟を建設し、2029年4月の稼働開始を予定しています。
三重県の四日市南工場には約80億円を投じ、次世代半導体用材料の研究開発棟を新設します。
材料設計からプロセス、評価・解析までの機能を集約し、開発から評価までの期間短縮を目指します。
記事のポイント
- 基板材料を670億円で増産: 蘇州とアユタヤの工場に新棟を建設し、AIサーバ向け多層基板材料の供給能力を高めます。
- コンデンサの生産基盤を強化: 宇治工場とバタム工場に約170億円を投じ、GPUの電源回路に使われるSP-Capを増産します。
- 四日市に研究開発棟を新設: 次世代半導体パッケージ向け材料の開発・試作・評価機能を集約し、研究開発を加速します。
このニュースがもたらす影響
- AIサーバ関連企業: 蘇州・アユタヤ、宇治・バタムでの増産計画により、2028年以降の基板材料・電源部品の調達先や必要量を中期計画に織り込む必要が生じそうです。
- 電子材料メーカー: 生産能力の拡大に加え、材料設計から評価までを集約する体制が整うため、同じ市場の企業には供給規模だけでなく開発期間や顧客対応力での差別化が求められそうです。
- 半導体材料の顧客: 四日市に開発・試作・評価機能が集約されることで、次世代パッケージ材料の検討時に、設計段階から評価までを一体で進める連携を取りやすくなる可能性があります。
このニュースの背景
生成AI市場の拡大を受け、AIサーバで使われる多層基板材料とGPUの電源回路向けコンデンサの需要が増えています。
パナソニック インダストリーは、こうした足元の需要に対応するため、海外を含む複数拠点で生産能力を高める方針です。
一方、半導体チップの大型化やチップレット化も進んでいるため、次世代パッケージ向け材料の開発・試作・評価を一体化する研究開発体制の整備も進めます。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
パナソニックグループのプレスリリース(2026年10月30日 16時00分)AI関連事業へ約920億円を投資、成長を加速…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006942.000003442.html