Institution for a Global Society(IGS)は、AIと人材の業務分担を設計するサービス「GROW-AX」の提供を2026年10月に開始します。
企業の業務をタスク単位に分解し、AIによる代替可能性と人に残すタスクを可視化します。
AI投資と人件費を分けて管理するのではなく、業務再設計や人材育成につなげる仕組みです。
記事の概要
GROW-AXは、企業の業務タスクを細分化し、それぞれのAIによる代替可能性を評価するサブスクリプション型システムです。
DX・AX推進部門や人事部門の担当者が、データを操作・分析しながら業務の役割分担を設計できます。
事業戦略の読み込みからタスク分解、現場実態との突合、AI代替性の評価、業務フロー図の生成までを対話型で進めます。
AIの出力は仮案として扱い、担当者の割り当てなどの意思決定は利用企業が確定する設計です。
米国O*NETデータベースや欧州ESCOの職業データを参考に、タスクと必要スキルを整理します。
既存のジョブディスクリプションやスキルマップを取り込み、流用できる項目と新設が必要な項目を判別できます。
AIに任せるタスクの仕分けに加え、人に残るコアタスクに必要なスキルを定義し、GROW360+による測定にも接続できます。
IGSは、約100万名分の評価データを蓄積するGROW360+を2016年から提供し、スキルマップ作成を大手企業向けに支援してきました。
記事のポイント
- タスク単位で分担を設計: 業務を細かなタスクに分解し、AIに任せる領域と人が注力する領域を可視化します。
- 既存の職務情報を活用: O*NETやESCOを参考にしながら、既存の職務記述書やスキルマップも取り込めます。
- 人材測定まで接続可能: 人に残るタスクの必要スキルを定義し、GROW360+による能力測定や育成につなげられます。
このニュースがもたらす影響
- AI導入企業: AI費用と人件費を別々に管理してきた企業は、タスク単位で投資効果を捉え、業務再設計と人材育成を同じ計画で検討する必要が出てきそうです。
- 人事・DX部門: 既存の職務記述書やスキルマップを起点に、AIに任せる業務と人に残す業務を整理し、AIの仮案を現場とすり合わせる運用が求められそうです。
- HRサービス提供者: AIによる業務の仕分けだけでなく、人に残るタスクのスキル定義や測定までつなげる機能が、サービスの差別化要素として意識される可能性があります。
このニュースの背景
生成AIの業務利用が進み、AI利用費用と人件費を分けて管理するだけでは、投資と業務変化の関係を捉えにくくなっています。
DX・AX推進部門ではAIに委ねる範囲を具体化しにくく、人事部門では現場業務を細部まで把握しにくいという課題が示されています。
その結果、AI関連費用が増えても業務の再配分や人員体制の見直しが伴わず、AI費用と人件費が重なる状況が背景にあります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Institution for a Global Society 株式会社のプレスリリース(2026年10月8日 09時…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000054457.html