AI Samuraiは、特許公報から解説動画を自動生成するサービス「観る特許」を開発しました。
請求項や明細書、権利移転などを解析し、台本やナレーション、画面を生成します。
第1弾として、Anthropicの特許戦略を解説する15分02秒のデモ動画を公開しました。
サービスは2026年11月1日に提供を始め、料金は動画1本につき30,000円です。
記事の概要
「観る特許」は、1件または企業の保有特許群を読み込ませ、5〜15分の動画にまとめるサービスです。
AIは請求項、明細書、書誌事項に加え、出願人や発明者、譲渡・担保設定、ファミリーを解析します。
第三者の分析や企業の公式発表、報道とも照合し、情報の根拠の強さを区分します。
台本は「何を持っているか」「どこから来たか」「何に使うつもりか」の順で構成します。
推理と事実を分け、反対の見方も提示することで、視聴者が根拠を確認できる構成にしています。
デモ動画では、Anthropicの米国登録特許26件がすべて他社由来であることを起点に分析しています。
IBM由来の22件は2025年5月22日に移転が記録され、同年7月には担保設定の記録があるとしています。
納品形式はMP4で、対象公報は日本・米国から順次拡大する予定です。
記事のポイント
- 特許を動画で可視化: 特許公報の内容や権利の動きを、知財部門以外の経営層や事業部門にも伝えやすくします。
- 分析工程を自動化: 公報と公開情報を照合し、根拠の強さを示しながら台本、音声、画面を自動生成します。
- 1本3万円で提供: 動画は5〜15分で、料金は1本30,000円です。2026年11月1日に提供を始めます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 特許調査を経営会議や事業企画に接続する際、まず動画で論点を共有し、その後に専門家が重要案件を深掘りする二段階の運用を組みやすくなりそうです。
- 知財部門: 分析レポートの初稿を短時間で共有できれば、知財部門は情報の翻訳作業に追われず、判断が必要な権利や事業上のリスクの検討に時間を振り向けやすくなりそうです。
- 特許分析サービス: 公報の検索や分類だけでなく、権利の由来や事業との関係を動画で伝える力も比較対象になり、分析結果の見せ方や納品形式を見直す必要が生じる可能性があります。
このニュースの背景
特許公報は請求項や分類コード、譲渡・担保設定などの読み解きに専門性が必要で、経営層や事業部門には届きにくい資料でした。
AI Samuraiは特許の検索・評価・作成を支援してきた知見をもとに、特許を専門家でなくても把握できる形へ変換しようとしています。
公報だけでなく第三者の分析や企業発表、報道とも照合し、事実と推理を分けて示す構成が、非専門家への説明を意識した背景になっています。
関連するニュース
- 株式会社オージャストは、AIエージェントが指示書を検索・取得できる「マキモノ」を正式公開しました。
- アルファサードが法人・自治体向けに、最大10人で使えるAI字幕作成プランを開始します。
- ReySolidは、特許出願支援AI「SAKIGAKE IP」に4機能を追加し、発明整理から図面作成まで対応しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社AI Samuraiのプレスリリース(2026年10月29日 17時10分)AI Samurai、特許公報から解…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000307.000021559.html