スマート・アナリティクスは、IBM SPSS Statistics専用のAIモジュールを開発しました。
新製品「LocalStats Studio」と「Text Coder X for SPSS」Ver.2.0を、2026年11月2日に発売します。
分析手法の選択やSyntaxの作成をAIが支援し、統計処理はSPSS Statistics本体で実行します。
記事の概要
LocalStats Studioは、SPSS Statisticsの操作を案内するガイドモードを備えています。
日本語で分析目的や変数を指定すると、AIが手法と選定理由を提示します。
詳細モードでは、AIがSPSS Syntaxの生成や編集、エラー修正を支援します。
分析結果はSPSS Statistics本体が計算し、出力表を取り込んで解説やレポートを作成します。
個票データは利用者のPC内で処理し、AIには指示、Syntax、出力表のみを送信します。
AI機能にはIBM watsonxとIBM Bobを活用しています。
Text Coder X for SPSS Ver.2.0では、共起ネットワークや逐次形態素解析などを追加しました。
両製品は医療・看護研究、大学での研究・教育、企業の調査・分析での利用を想定しています。
記事のポイント
- 2つの操作モード: ガイドモードは分析目的と変数を選んで操作でき、詳細モードはSyntaxの生成や編集を支援します。
- SPSSで正確に計算: 手法の選択やSyntax作成をAIが担い、統計処理と結果の計算は利用者のSPSS本体で行います。
- テキスト分析を拡充: Ver.2.0では共起ネットワーク、逐語録の逐次解析、複数回答データの展開に対応しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 既存のSPSSで計算を続けながら、手法選択やSyntax作成の負担を減らせるため、データを外部に出しにくい組織ほど導入効果を検証しやすいと考えられます。
- 研究・教育機関: 分析手法の選定理由や結果の解説までAIが支援することで、初心者への統計教育や研究者の論文作成では、操作習得より問いの設計と解釈に時間を振り向けやすくなりそうです。
- 分析支援サービス: 数値データと日本語テキストをSPSS上で一貫して扱える構成は、既存ユーザー基盤を持つ分析支援サービスにとって、導入支援やテンプレート整備で差別化を考える材料になりそうです。
このニュースの背景
SPSS Statisticsは大学・医療機関・企業の研究や調査で使われていますが、利用頻度が低い利用者には分析手法の選定や操作手順の確認が負担になっていました。
看護研究や社会調査では、インタビューや自由記述などのテキストデータを分析に取り入れる研究が増えています。
今回の製品は、AIが手法選択やSyntax作成を支援し、計算は利用者のSPSS本体で行う構成です。
個票データを利用者のPC内で処理し、AIには指示やSyntax、出力表のみを送信する設計も採用されています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
スマート・アナリティクス株式会社のプレスリリース(2026年10月23日 13時21分)統計ソフトSPSSをより使いやす…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000042347.html