グローアップは、系統用蓄電池向けAIアグリゲーションサービス「かせぐり」を開始します。
JEPX、需給調整市場、容量市場などを組み合わせ、AIで市場予測や充放電制御を行います。
2026年4月から8月までの中部エリア市場データによるバックテストで、一般的な一次調整力ポジワット運用との差は年間収益ベースで最大7,500万円でした。
記事の概要
「かせぐり」は、市場価格や需給状況に応じて複数市場と運用手法を組み合わせるサービスです。
自社開発AIが市場予測や競合の稼働パターン、入札動向の分析に活用されます。
蓄電池の充放電や市場への入札は、高度制御システムと組み合わせて最適化を目指します。
収益機会として、容量市場、一次調整力のポジワット運用とネガワット運用を扱います。
このほか、一次調整力の約定率向上、JEPXでのアービトラージ、三次調整力の活用を組み合わせます。
中部エリアの2026年4月から8月までの市場データを用いたバックテストを実施しました。
一次調整力のポジワット入札のみを行う運用と比較し、年間収益ベースで最大7,500万円の差額となりました。
この結果は過去の市場環境に基づく試算で、将来の収益を保証するものではありません。
記事のポイント
- 複数市場を組み合わせ: JEPX、需給調整市場、容量市場などを対象に、市場環境に応じて入札先と運用方法を切り替えます。
- 6つの収益機会: 容量市場や需給調整市場に加え、AIによる約定率向上、JEPX取引、三次調整力を組み合わせます。
- バックテストを実施: 中部エリアの5カ月間の市場データを検証し、一次調整力ポジワットのみの運用との差を算出しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: バックテストで運用方法による年間収益差が示されたため、蓄電池の設備性能だけでなく、市場選択や入札・充放電制御を含む運用設計を導入前から比較する必要がありそうです。
- 同業サービス提供者: 複数市場の組み合わせに加えて、競合の稼働パターンや入札動向まで分析対象となるため、蓄電池の制御技術だけでなく、約定率や市場切り替えの精度が競争軸になる可能性があります。
- EPC事業者: 蓄電池の販売・施工時に、設備仕様だけでなく導入後の収益シミュレーションや運用方法まで示す提案が求められそうです。アグリゲーターとの連携が差別化材料になると考えられます。
このニュースの背景
系統用蓄電池の収益は、参加する市場だけでなく、市場価格や需給状況、充放電のタイミングによって変動します。
グローアップは、JEPX、需給調整市場、容量市場などを組み合わせ、市場環境に応じて入札先や運用方法を切り替える考え方を示しています。
同社は電力小売での需要予測やJEPX取引の経験を持ち、そのデータや自社開発AIを蓄電池の市場予測・運用最適化に活用しています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社グローアップのプレスリリース(2026年10月20日 09時10分)株式会社グローアップ、系統用蓄電池向けAIア…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000188531.html