ゼロボードは、サステナビリティ向けAI機能「Dr.Zero」を刷新します。
第一弾として、証憑を自動で読み取り登録する「Dr.Zero Foundry」と、データを可視化する「Dr.Zero Canvas」を2027年1月に提供開始します。
同社は、チャットツールやAIエージェントから「Zeroboard」を利用する「Zeroboard Headless」構想も発表しました。
記事の概要
ゼロボードは2026年10月15日、AI機能「Dr.Zero」の刷新と「Zeroboard Headless」構想を発表しました。
「Dr.Zero Foundry」は、請求書などの証憑を読み取り、検証したうえで「Zeroboard」に登録します。
複数のAIエージェントが連携し、顧客ごとの算定ルールに沿って受付、読み取り、異常検知などを処理します。
過去実績から数値が大きく変動した場合や重複が疑われる場合は、現場に理由を確認して記録します。
現場担当者の入力と本社担当者の確認にかかる時間を、最大80%削減する見込みです。
「Dr.Zero Canvas」は、AIエージェントから「Zeroboard」のデータを呼び出し、任意の形式で表示・分析します。
初期対応するAIエージェントはClaudeとChatGPTで、FoundryとCanvasは「Zeroboard Headless」の共通基盤を利用します。
提供開始時点ではScope 1・2の証憑に対応し、Scope 3にも順次対応する予定です。
記事のポイント
- 証憑処理を自動化: 請求書などをメールやTeams、Slackで送付すると、AIエージェントが読み取り、検証して「Zeroboard」へ登録します。
- AI経由で分析: 「上期のScope 1・2排出量を拠点別に示して」と質問すると、グラフと現場回答を根拠に増減理由を示します。
- 信頼性を重視: 数値はAIの推論で算出せず「Zeroboard」で計算し、回答の根拠を付与して処理記録を監査します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 既存のチャットツールを入口にできるため、導入企業は拠点ごとの入力導線を大きく変えずに運用を設計できます。一方、例外処理や権限、監査記録を含む業務ルールの整理が先に求められそうです。
- 同業のサービス提供者: 算定値を既存システムで計算し、AIは説明と処理を担う設計は、生成AIの回答精度だけでなく根拠と監査性を競う流れを強める可能性があります。類似サービスには、導入効果と統制を同時に示す提案が求められそうです。
- 本社の担当者: 収集・照合に割いていた時間が減れば、本社担当者は排出量の増減理由を踏まえた削減策や経営計画との接続に時間を振り向けやすくなります。ただし、Scope 3や他データへの対応時期は、活用範囲を見極める材料になります。
このニュースの背景
GHG排出量の算定や開示では、拠点ごとに請求書や検針票などの元データを集め、確認して登録する作業が発生します。
グループ会社や拠点が増えるほど本社担当者の確認・登録作業が膨らみ、削減策の検討や事業計画との連携に時間を割きにくくなっていました。
ゼロボードは2023年からAI機能を提供しており、今回の刷新ではデータの収集と活用を支援する機能を先行させる構成になっています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社ゼロボードのプレスリリース(2026年10月19日 17時00分)ゼロボード、AI機能「Dr.Zero」の大幅刷…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000262.000087068.html