FlashLabsは、AIを使った成果報酬型のペネトレーションテストサービスを開始しました。
検証に成功した脆弱性だけに課金し、前払い金や月額料金は発生しません。
WebアプリケーションやAPI、ネットワーク機器などを対象に、OrcaCyber Zeroが診断を自律実行します。
記事の概要
FlashLabsは、AI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」で本サービスの提供を始めました。
米国のAI研究機関Continuum AIが開発したサイバーセキュリティ特化モデル「OrcaCyber Zero」を搭載しています。
診断対象は、企業や組織が保有するWebアプリケーション、API、ネットワーク機器などのIT資産です。
前払い金と月額契約料金はなく、合意した範囲で脆弱性を検証できなければ課金されません。
料金は脆弱性の重大度に応じ、Criticalが2万5000米ドル、Highが1万米ドル、Mediumが2500米ドルです。
LowとInfoは無料で、支払い対象は一意性、対象範囲、再現可能な証拠、実証された影響を満たす脆弱性です。
サービスは対象設定、評価、検証、報告の4段階で進み、重大度の判定にはCVSS v4.0を使います。
最新版の「OrcaCyber Zero 1.5」は、CVE-Benchで95.8%、Cybenchで100%を達成したと開発元が発表しています。
記事のポイント
- 成果報酬型の料金: 前払い金や月額料金はなく、合意した範囲で脆弱性を検証できなかった場合は課金されない仕組みです。
- 重大度で単価設定: Criticalは2万5000米ドル、Highは1万米ドル、Mediumは2500米ドルで、Low・Infoは無料です。
- 4段階で診断: 対象設定、評価、検証、報告の4段階で進め、再現可能な証拠と影響を確認した脆弱性だけを請求します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 前払い・月額費用を抑えて診断を始められる一方、重大度別の単価が高額なため、対象資産や許容予算、支払い条件を事前に明確にする必要がありそうです。
- 診断サービス提供者: 検査時間ではなく検証済みの脆弱性に対価を求める設計は、従来型サービスに成果物や費用対効果の説明をより具体化するよう促す可能性があります。
- セキュリティ責任者: AIが自律的に攻撃シミュレーションを行うため、導入時には対象範囲や安全境界、実施ルールを定め、検証結果を確認する運用が求められそうです。
このニュースの背景
企業や組織では、脆弱性を発見するペネトレーションテストが重要である一方、専門人材の不足や期間・費用が実施のハードルになっています。
従来型の診断サービスはテストを実施した時間に対して費用が発生するため、発見できる脆弱性と支出の関係を事前に見通しにくい課題がありました。
OrcaCyber Zero 1.5については、開発元がCVE-Benchで95.8%、Cybenchで100%を達成したと発表しており、自律的な検証を料金モデルと結び付ける土台になっています。
関連するニュース
- FlashLabsはOrcaRouterの全ユーザー向けログ本文に耐量子暗号を標準搭載しました。
- FlashLabsはOrcaRouterで、正当なセキュリティ研究向けアクセス枠の申請を再開しました。
- FlashLabsは、AIエージェントのセキュリティ事案354件を収録した公開データベースを提供しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
FlashLabs株式会社のプレスリリース(2026年10月18日 21時10分)OrcaRouter、検証に成功した脆…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000113.000138449.html