ゴムマリは、上場会社3,817社の有価証券報告書をAIで分析しました。
情報システムの老朽化・刷新をリスクに挙げた会社は76社で、全体の2.0%でした。
業務・技術の属人化を挙げた会社は139社で、3.6%を占めました。
従業員5,000人以上ではシステム、300人未満では属人化の記載割合が高くなりました。
記事の概要
ゴムマリは、2025年10月1日から2026年10月8日までにEDINETへ提出された有価証券報告書を分析しました。
対象は上場会社の最新の有価証券報告書3,824社で、事業等のリスクを取得できた3,817社を集計しました。
情報システムの老朽化・刷新をリスクに挙げた会社は76社で、割合は2.0%でした。
内訳は、システムの老朽化やレガシー化が37社、刷新・更新・移行が47社でした。
業務・技術・ノウハウの属人化や技術・技能の継承を挙げた会社は139社で、3.6%でした。
従業員5,000人以上ではシステムの老朽化・刷新が5.0%、300人未満では属人化が5.0%でした。
業種別では、属人化の記載割合が機械で9.0%、電気機器で6.1%、情報・通信業で5.3%と高くなりました。
EDINETのXBRLデータから関連語を含む1,758文を抽出し、大規模言語モデルで判定しています。
記事のポイント
- 規模で異なるリスク: 5,000人以上の会社はシステム刷新、300人未満の会社は属人化を、他の規模より多く記載しています。
- 業種別の属人化: 属人化の記載割合は機械が9.0%、電気機器が6.1%、情報・通信業が5.3%で、内容にも違いが見られます。
- AI判定の検証方法: 無作為に選んだ150文を別のAIで再判定し、一致率はシステム側97.7%、属人化側95.2%でした。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 自社の規模に応じて、システム刷新と属人化のどちらを先に点検するか、開示資料だけでなく現場の業務実態と照合して優先順位を決める必要がありそうです。
- IR・経営企画部門: 有価証券報告書に記載がないことはリスクがないことを意味しないため、開示対象の判断と、実際のシステム・技能継承上の課題を分けて把握することが求められそうです。
- 業務改善サービス提供者: 企業規模や業種によって課題の現れ方が異なる可能性があるため、画一的なDX提案ではなく、システム刷新と技能継承を一体で診断する提案が有効になりそうです。
このニュースの背景
上場会社の有価証券報告書には、企業が認識する「事業等のリスク」が記載されています。
今回の分析では、EDINETのXBRLデータから関連語を含む文を抽出し、大規模言語モデルでシステムの老朽化・刷新と業務・技術の属人化を判定しています。
無作為に選んだ150文を別のAIで再判定し、判定結果の一致率を確認しています。
一方、関連語を使わずに記載されたリスクは集計対象外で、開示されていないことが課題の不存在を示すわけではありません。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
ゴムマリ株式会社のプレスリリース(2026年10月16日 10時00分)上場3,817社の有価証券報告書をAIで分析、シ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000185093.html