クロス・マーケティングは、生成AIが回答者と対話する定性調査サービスを提供開始しました。
新サービス「Light Depth Context」は、ウェブアンケート内で数百~数千人にミニインタビューを実施できます。
複数トピックを横断して質問し、回答内容に応じてAIが深掘りします。
対話データはAIがトピック単位で整理・要約し、分析可能な形で納品します。
記事の概要
「Light Depth Context」は、AIチャットボットがモデレータとなり、回答者一人ひとりと一対一で対話するサービスです。
あらかじめ設計した複数の論点をもとに、AIが会話の順番と深掘りの程度を調整します。
全対象者に同じ項目を聴取するため、セグメント別の比較や定量データとのクロス集計が可能です。
数百~数千人分の対話テキストを、AIがトピック単位で構造化・要約します。
同社は2025年4月開始の「Light Depth」を「Light Depth Focus」に改称し、2つのラインアップで展開します。
Light Depth Focusは一つの設問を深掘りし、Light Depth Contextは調査全体の複数トピックを扱います。
提供開始日は2026年10月8日で、料金はサンプル数とトピック数に応じた個別見積もりです。
同シリーズは2026年8月末時点で、20以上の業界にまたがる130件超のプロジェクトで活用されています。
記事のポイント
- 複数論点をAIが聴取: 事前設計したトピックをもとに、AIが回答内容に応じて質問の順番と深掘りの程度を調整します。
- 大規模な定性分析: 数百~数千人の対話をトピック別に整理し、セグメント比較や定量データとの集計に活用できます。
- 2つのサービスを展開: 一つの設問を掘り下げるFocusと、複数トピックを扱うContextを調査目的に応じて選べます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: マーケティング担当者は、定性調査を少人数の仮説探索に限らず、セグメント比較や定量データとの検証まで見据えて設計できるようになります。FocusとContextの使い分けも、調査目的とトピック数を基準に早期に判断する必要がありそうです。
- 調査サービス提供者: 調査会社には、AIで対話量を増やすだけでなく、論点設計や回答の構造化、分析結果の読み解きまで含めた品質管理が求められそうです。大規模定性を巡り、方法論と伴走体制の違いが選定基準になる可能性があります。
- 商品企画・開発担当者: 商品企画では、利用実態や価値観など複数の背景を幅広く捉え、回答者属性や定量結果と照合しながら仮説を絞り込む進め方を検討しやすくなります。調査票の設計段階から、後の比較単位を定めることが重要になりそうです。
このニュースの背景
定性調査は対象者が少なく、得られた仮説を全体に当てはめてよいか判断しにくい課題がありました。
一方、定量調査は規模を確保できるものの、自由回答だけでは回答の文脈を読み取りにくい制約がありました。
従来のLight Depth Focusが一つの設問の深掘りを担ってきたなか、複数トピックを扱うContextによって、定量調査の枠組みで定性情報を扱う範囲が広がります。
同シリーズは2026年8月末時点で、20以上の業界にまたがる130件超のプロジェクトで活用されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社クロス・マーケティングのプレスリリース(2026年10月8日 11時00分)定量調査のなかでAIモデレータが会話…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000832.000004729.html