リーディングマークの組織心理研究所は、対話型AI面接と対人面接への応募者反応を調査しました。
大学生・大学院生392名を対象に、面接形式による不安の違いを分析しました。
対人面接に不安を感じやすい学生ほど、対話型AI面接で不安が低くなりやすい結果が示されました。
記事の概要
株式会社リーディングマークの組織心理研究所は、研究成果を日本教育心理学会第68回総会で発表します。
本研究は、大学生・大学院生392名を対象とした一連研究の第3報です。
参加者には、人事担当者と会話する対人面接と、AIアバターと会話する対話型AI面接をランダムな順序で提示しました。
対話型AI面接は、発話内容をもとに評価し、表情解析は行わない設定です。
平均では、対話型AI面接のほうが対人面接より面接不安が低く評価されました。
就活自己効力感が低く、対人面接で不安を感じやすい学生ほど、面接形式による不安の差が大きくなりました。
一方、就活自己効力感が高い学生では、対人面接でも不安が低く、形式による差はほとんどみられませんでした。
本研究は実際の面接体験ではなく、面接場面を想定したシナリオへの反応を扱っており、募集群の違いを特定の要因だけでは説明できません。
記事のポイント
- 調査の対象と設計: 392名に対し、対人面接とAIアバターによる面接を提示し、面接不安などへの回答を求めました。
- 不安差が大きい層: 就活自己効力感が低く、対人面接に不安を感じやすい学生ほど、AI面接で不安が低くなりました。
- 導入時の解釈に注意: 実際の面接ではなく想定場面への反応で、募集経路や就活段階などの影響も含まれる結果です。
このニュースがもたらす影響
- 採用担当者: AI面接を一律の不安軽減策として扱うのではなく、自己効力感や対人面接への不安が異なる応募者にどう提示するかを設計する必要がありそうです。
- AI面接提供者: 評価精度だけでなく、応募者が感じる不安や面接形式への受け止め方を層別に検証し、実際の選考での影響まで確かめることが求められそうです。
- 大学・就職支援者: AI面接を練習機会や選択肢として案内する際、想定場面の研究結果と実際の面接体験を区別し、学生の自信や就活状況を踏まえて説明する必要がありそうです。
このニュースの背景
本研究は、対人面接とAIアバターによる対話型AI面接を同じ参加者に提示し、面接形式による反応の違いを比べる設計です。
面接での自己アピールや不安への対処などを自分ができると見込む就活自己効力感に着目し、応募者の特性による違いを検討しています。
一方で、実際の面接ではなく想定シナリオへの反応を扱っており、募集経路や就活段階、AI面接経験などの影響を切り分けられない点に注意が必要です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社リーディングマークのプレスリリース(2026年10月8日 10時00分)【研究発表】対話型AI面接の「緊張しにく…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000365.000008701.html