NTTデータ先端技術とNTTデータ ニューソンは10月5日、「AI-Native開発内製化支援ソリューション for intra-mart」の提供を開始しました。
顧客固有の開発標準や実装ノウハウを「AI Context Pack」として整備し、intra-martのAIネイティブ開発環境に組み込みます。
要件定義から設計、実装・テストまで、工程別のAIエージェントが設計書やソースコードの作成、品質確認を支援します。
AIによる開発支援と人による妥当性確認・最終承認を組み合わせ、intra-martアプリ開発の内製化と自走化を支援します。
記事の概要
本ソリューションは、intra-martのAIネイティブ開発機能をベースに、顧客固有の開発標準や設計ルールをAIが参照できる形に整備します。
AI Context Packには、権限・認可方針、共通部品、レビュー観点、過去障害情報などを収録します。
要件定義、設計、実装・テストの各工程に特化したAIエージェントが、成果物の生成と品質チェックを支援します。
課題解決AIエージェントが各工程のAIエージェントと連携し、開発プロセス全体の一貫性を維持します。
NTTデータグループが蓄積したAI品質管理やガバナンスの知見も、AI Context Packに標準搭載します。
既存のintra-martアプリやワークフロー資産を、AIネイティブ開発環境で活用できる形へモダナイズします。
両社はFDEによる現場伴走や、AI CoEの設立・運営支援を通じて、ルール整備や人材育成も支援します。
今後はintra-martの既存ユーザーを中心に提供し、NTTデータ ニューソン社内にも導入して開発手順やコンテキスト資産を改善します。
記事のポイント
- 固有ノウハウをAI化: 顧客の開発標準や共通部品、レビュー観点などをAI Context Packに整理し、AIが参照できる形で開発環境へ組み込みます。
- 工程別AIが支援: 要件定義から実装・テストまで工程別AIエージェントが成果物作成と品質確認を支援し、課題解決AIが工程間を連携します。
- 内製化まで伴走: FDEによる現場支援に加え、AI CoEの設立・運営や人材育成を支援し、社内で自走できる体制の構築を目指します。
このニュースがもたらす影響
- intra-mart利用企業: 既存アプリやワークフロー資産を活かしながら移行できるため、導入企業はまず自社の開発標準や過去障害情報をどこまでAI向けに整理できるかを検討する必要がありそうです。
- 開発支援サービス各社: 顧客固有のルールをAIに組み込むだけでなく、FDEやAI CoEまで含めて自走化を支援する構成は、開発支援各社にもノウハウの形式知化と定着支援を競争軸にすることを求めそうです。
- AIガバナンス担当: 生成物の作成やレビューをAIが担い、妥当性確認と最終承認を人が担う設計のため、導入時には工程ごとの責任分界や承認ルールを具体化することが求められそうです。
このニュースの背景
自然言語による指示でシステム開発を進めるAIネイティブ開発への注目が高まり、intra-martでも開発機能の強化が進んでいます。
一方で、開発者の知識やプロンプトの記述方法によって生成結果にばらつきが生じ、品質や再現性の確保が課題になっています。
AI活用を内製化するには、個人の経験やスキルに依存せず、高品質な成果物を安定して生み出す仕組みが必要とされています。
両社は、AI活用の自走化支援やノウハウの形式知化に関する知見と、intra-martの実装ノウハウを組み合わせています。
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