bestatとかんでんエンジニアリングは、地中送電ケーブルの測量・図面作成業務で共同実証を実施しました。
スマートフォンで撮影したマンホール内の画像から3Dデータを生成し、AIでケーブルなどを認識して2D図面を自動生成しました。
従来約3日かかっていた図面作成を約0.6日に短縮し、作業時間を約80%削減できる可能性を確認しました。
両社は2027年度からの実務での本格利用を目指します。
記事の概要
両社は2025年度、地中送電設備の測量・図面作成・施工報告書作成業務を対象に共同実証を実施しました。
bestatの3Dデータ処理技術「3D.Core」を使い、スマートフォン画像からマンホール内の3Dデータを生成しました。
AIで地中送電ケーブルと付属設備を認識し、ライン生成や断面図抽出を自動で行いました。
さらに、2Dのケーブルオフセット図面と、必要箇所のミリメートル単位の寸法情報を生成しました。
自動生成した図面は、現場の施工管理業務で使用できる水準の精度を持つことを確認しました。
従来約3日を要した図面作成を約0.6日に短縮できる可能性があり、約80%の削減に相当します。
専用の3D計測機器や複数のソフトウェアへの依存を減らせる点も特徴です。
両社は2026年度も現場検証とシステム改善を続け、2027年度からの本格利用を目指します。
記事のポイント
- スマホ画像を3D化: 専用の3D計測機器を使わず、スマートフォンで撮影した画像から3Dデータを生成できます。
- 図面作成を自動化: AIがケーブルや付属設備を認識し、ライン生成から断面図、2D図面作成までを一連で処理します。
- 2027年度の実用化: 両社は2026年度も線形精度の向上やレイヤー分けなどを進め、2027年度の本格利用を目指します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 専用3D機器や複数ソフトの導入を前提にせず、現場撮影から図面化までの工程を見直せるため、対象工事で既存作業との精度や教育負担を比較する判断が必要になりそうです。
- 同領域の提供者: 作業時間約80%削減の可能性と施工管理で使える精度が示されたことで、機材販売中心ではなく、認識から図面化までを一貫支援する提案が求められそうです。
- 施工管理部門: 2026年度も線形精度やレイヤー分けなどの改善が続くため、本格利用を待つだけでなく、現場データの保存・共有や検収手順を先に整える必要がありそうです。
このニュースの背景
地中送電設備の更新工事では、マンホール内のケーブルや付属設備を測量し、図面や施工報告書にまとめる作業が必要です。
狭く暗い現場での測量と手作業による図面化には時間がかかり、熟練技術者の経験や判断に頼る場面もあります。
従来の3Dスキャン活用には、専用機材の導入コスト、円筒形状の自動認識、複数ソフトの使い分けが課題となっていました。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
bestat株式会社のプレスリリース(2026年10月1日 14時00分)bestatとかんでんエンジニアリング、地中送…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000091105.html