AWLは、NTTドコモビジネスと連携し、高知県いの町の観光名所「にこ淵」でエッジAI人流解析を本格運用します。
遊歩道入口付近に設置したカメラとエッジAIデバイスで、来訪者数や性別・年代を時間帯別に集計します。
映像をクラウドへ送信せず、混雑分散や周辺施設への回遊促進に向けたデータを提供します。
記事の概要
AWLは2025年度の実証実験を経て、2026年度から「にこ淵」での人流解析を本格運用します。
NTTドコモビジネスが提供するエッジAIデバイス上で、AWLのAI映像解析アプリケーションが動作します。
にこ淵の遊歩道入口付近に、屋外用ネットワークカメラとエッジAIデバイスを各1台設置します。
来訪者の通過人数と性別・年代を推定し、時間帯別の属性内訳として集計します。
映像解析はデバイス内で完結し、映像そのものは外部へ送信も保存もしません。
取得データは簡易ダッシュボードとあわせて定期提供し、混雑分散や周辺施設への誘導施策に活用します。
電源や通信の制約が大きい山間部でも、防水防塵の格納箱による小規模構成で常時稼働します。
2026年度は蓄積データをもとに、周辺施設への回遊促進や混雑分散の施策検討を支援します。
記事のポイント
- 山間部で常時稼働: 屋外用カメラとエッジAIデバイスを各1台設置し、電源や通信に制約がある環境でも常時稼働します。
- 映像を保存しない解析: カメラ映像をクラウドへ送信せず、人数や属性などの構造化データだけを出力します。
- 観光分散にデータ活用: 時間帯別の来訪者数や属性を可視化し、周辺施設への誘導や混雑分散の検討に役立てます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する自治体: 山間部の観光地でも、大規模な設備投資や映像の外部保存を避けながら人流を把握できるため、導入判断では費用だけでなく、得たデータを施策決定に結び付ける運用体制が問われそうです。
- 観光事業者: 時間帯別の来訪者数や属性が分かれば、混雑時間の案内や周辺施設への誘導を感覚に頼らず検討できます。事業者には、可視化後の施策と効果測定まで設計することが求められそうです。
- 同種のAI提供者: 電源・通信に制約がある場所でも小規模構成で稼働し、映像を保存しない点は、観光地向け提案の比較軸になり得ます。解析機能だけでなく、設置・通信・運用を含む提供設計が必要になりそうです。
このニュースの背景
にこ淵では来訪者の集中による地域負荷が顕在化し、周辺施設への経済波及が十分に生まれていない状況がありました。
来訪者を周辺エリアへ分散させるには、来訪の時間帯や属性を感覚ではなく実測データで捉える必要がありました。
一方、山間部の屋外では電源や通信に制約があるため、現地で解析を完結させる構成が採られています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
AWL株式会社のプレスリリース(2026年9月30日 13時00分)AWL、高知県「にこ淵」のオーバーツーリズム対策に向…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000046547.html