椿本チエインは、パーキンソン病患者の「すくみ足」改善を目指すMagnes AGと、包括的協業に関する基本合意書を締結しました。
両社は国内医療機関と連携し、患者や医療・介護現場のニーズを踏まえた商品・サービスの開発を進めます。
Magnes AGのAI搭載スマートシューズは、歩行をセンサーで検知し、AI分析に基づいて足元に振動刺激を与える仕組みです。
記事の概要
椿本チエインは、スイスの医療テクノロジー企業Magnes AGと包括的協業に関する基本合意書を締結しました。
協業では、パーキンソン病に伴う歩行障害「すくみ足」の改善支援に向けた商品・サービスを開発します。
「すくみ足」は、歩き出しや方向転換の際に足が動かなくなる症状です。
転倒骨折のリスクや外出機会の減少につながるため、両社は歩行に不安を抱える人の自立支援を目指します。
Magnes AGが開発する「NUSHU™」は、歩行中の足の動きや歩行パターンをセンサーで検知します。
AIが歩行を分析し、歩行に合わせたタイミングで振動刺激を与えて自然な歩行を促します。
NUSHU™は欧州でMDR Class IIa医療機器認証込みの取得、米国でのFDA掲載を完了しています。
日本では臨床評価中の研究段階にあり、商品化にはPMDAによる医療機器としての規制承認が必要です。
記事のポイント
- AIで歩行を支援: センサーで足の動きや歩行パターンを検知し、AI分析に基づく振動刺激で歩行を支援します。
- 国内医療機関と開発: 両社は国内医療機関と連携し、患者や医療・介護現場のニーズを反映した開発を進めます。
- 日本では承認が必要: NUSHU™は日本で研究段階の技術であり、商品化にはPMDAの医療機器承認が必要です。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する医療機関: 臨床評価や医療・介護現場のニーズ反映が前提になるため、導入判断では歩行支援の有効性だけでなく、装着や運用の負担、承認後の提供体制まで確認する必要がありそうです。
- 医療機器事業者: 欧州での医療機器認証と米国でのFDA掲載を経た技術が日本で評価されることで、海外技術を国内の規制・臨床ニーズに合わせて事業化する提携が選択肢になりそうです。
- 介護サービス事業者: 患者の歩行課題を足元への振動刺激で支援する選択肢が増える可能性があります。国内医療機関との開発過程で、介護現場が求める使いやすさを伝えることが重要になりそうです。
このニュースの背景
パーキンソン病の「すくみ足」は、歩き出しや方向転換で足が動かなくなる症状で、転倒骨折や外出機会の減少につながります。
NUSHU™は、センサーで足の動きや歩行パターンを検知し、AI分析に基づいて歩行に合わせた振動刺激を与える仕組みです。
日本では臨床評価中の研究段階にあり、商品化にはPMDAによる医療機器としての規制承認が必要です。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社椿本チエインのプレスリリース(2026年9月28日 11時30分)「人にやさしい社会の実現」に向けた新規ビジネス…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000073716.html