Mantra株式会社は2026年から、ゲームローカライズ事業を本格展開します。
AIとネイティブ翻訳者が協働する体制で、多言語翻訳を短期間で提供します。
第一弾では『ゆんゆん電波シンドローム』の10言語を約3カ月で翻訳しました。
担当言語のSteamユーザーレビューは、2026年8月31日時点で好評率96.2%でした。
記事の概要
Mantra株式会社は、マンガや小説で培った翻訳ノウハウをゲーム向けに展開します。
ゲームローカライズでは、フランス語やドイツ語など10言語の翻訳を担当します。
対象作品は、株式会社アライアンス・アーツが発売した『ゆんゆん電波シンドローム』です。
約12万文字のテキストを、約3カ月で10言語へ翻訳しました。
開発中に複数回発生したテキストの追加や修正にも対応しました。
2026年8月31日時点で、担当10言語のSteamレビュー1,202件のうち1,156件が好評でした。
Steamの地域別トップセラーでは、6カ国・地域で上位100位以内へのランクインを確認しました。
記事のポイント
- 10言語を約3カ月で翻訳: Mantraは約12万文字のゲームテキストを10言語へ約3カ月で翻訳し、開発中の追加や修正にも対応しました。
- AIと人が品質を確認: AIを下訳や誤り検出、用語チェックに使い、全言語でネイティブ翻訳者が文脈や口調を確認します。
- レビュー好評率は96.2%: 担当10言語のSteamレビューは1,202件に達し、1,156件が好評でしたが、翻訳品質だけの評価ではありません。
このニュースがもたらす影響
- ゲーム開発会社: 多言語展開を発売直前の翻訳工程ではなく、開発中の追加・修正まで含む計画として設計する必要が高まりそうです。対応言語の選定や用語管理も早期検討が求められます。
- 同業の翻訳会社: 翻訳の速さだけでなく、AIによる下訳・検査とネイティブ翻訳者の確認を組み合わせ、開発中の変更まで管理できる体制が競争力になりそうです。
- 日本発IP事業者: 海外展開では単発の翻訳品質に加え、キャラクター性や世界観を保ちながら複数媒体へ展開できる運用力を、委託先選定の基準に加えることになりそうです。
このニュースの背景
ゲームのローカライズでは、会話やUI、システムメッセージなど種類の異なるテキストを扱う必要があります。
言語数が増えるほど品質、納期、コスト、進行管理を同時に成立させる負担が大きくなります。
さらに開発中にはテキストの追加や修正が発生するため、翻訳後の差分を全言語へ反映する運用が必要です。
こうした課題に対し、AIを下訳や誤り・用語の確認に使い、ネイティブ翻訳者が文脈や口調を確認する工程が取られています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Mantra株式会社のプレスリリース(2026年9月16日 11時00分)マンガ翻訳のMantra、 ゲームローカライズ…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000059295.html