Gensparkは9月10日、プレゼンテーション資料の生成に特化した自社モデル「Gen-1 Slides」を発表しました。
同モデルはAIスライド機能の「Standard」モードに標準搭載され、個人・法人の全プランで追加料金なしに利用できます。
実本番タスク157万件の評価では、Claude Opus 5と同等の平均評価を記録したとしています。
記事の概要
Gen-1 Slidesは、オープンウェイトの基盤モデルMiniMax M3をベースに開発したモデルです。
Gensparkは、約2,000件の自社作成タスクを使い、計画・ページ生成・描画・自己修正を追加学習しました。
ユーザーコンテンツは学習データに使用していないと説明しています。
社内評価では9項目中8項目で首位となり、全項目で上位2位以内に入りました。
8〜9月の実本番タスク157万件では、平均評価が4.25で、Claude Opus 5の4.23と同等でした。
入力トークンのリスト価格は100万トークンあたり約0.30米ドルで、Claude Opus 5の約5.00米ドルの約1/17です。
資料1本あたりの実測コストは約0.44米ドルで、Claude Opus 5の約4.16米ドルの約1/10でした。
Fireworks AIと共同開発し、スプレッドシート・文書・リサーチ向けモデルも順次投入する計画です。
記事のポイント
- 資料生成に特化して学習: MiniMax M3をベースに、約2,000件のタスクで追加学習し、生成と自己修正を繰り返して品質を高めています。
- 品質とコストを比較: 9項目の評価で8項目の首位を記録し、資料1本あたりの実測コストは約0.44米ドルでした。
- 検証手法を公開へ: 社内評価や公開ベンチマーク、人間のブラインドレビューなど4手法で検証し、評価ツールも公開します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 導入を検討する企業は、資料作成の品質と利用量を見ながら、汎用モデルとの使い分けや月間コストを比較し、定型資料から適用範囲を見極める必要がありそうです。
- 同業サービス提供者: 同業サービス提供者は、モデルの知名度だけでなく、成果物単位の品質評価と生成コストを示せるかが、法人向けプランの競争力を左右する可能性があります。
- AIモデル開発者: AIモデル開発者には、オープンウェイトの基盤を自社タスクで追加学習し、実運用で得た評価を改善に戻す設計が選択肢になりそうです。
このニュースの背景
汎用モデルはコーディングや数学などのベンチマークで競争する一方、プレゼン資料の品質には十分に最適化されておらず、レイアウトや出典に課題が残っていました。
GensparkはAIスライドを大規模に運用し、ユーザーからのフィードバックを得てきました。
オープンウェイトの基盤モデルを用途に合わせて追加学習することで、品質とコストの両立を目指す流れが示されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Genspark株式会社のプレスリリース(2026年9月11日 10時00分)【シリコンバレー発の次世代AIワークスペー…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000176655.html