インテリジェントフォースは9月1日、AI・数理最適化技術を活用した「AISプラットフォーム」の提供を開始します。
本サービスは、複雑な条件を踏まえた人員配置や勤務計画の作成を支援します。
ANAとの約4年間の共同開発で得た技術やノウハウを、交通・物流・医療・製造・小売などへ展開します。
記事の概要
AISプラットフォームは、企業ごとに異なる業務ルールや制約条件に合わせて設計するサービスです。
必要人員、保有資格、労働時間、休暇、勤務間隔などの条件を同時に考慮し、AI・数理最適化技術でスケジュール案の作成を支援します。
インテリジェントフォースのグループ会社R&Dは、ANAと2021年から運航乗務員のスケジュール自動作成システムを共同開発してきました。
約4年間の概念実証を経て、ANA向けの「AI Scheduler(AIS)」は2026年4月から本格運用を開始しています。
AISプラットフォームはANA向けAISそのものではなく、共同開発で培った汎用的な技術基盤をもとに新たに設計しています。
ANA固有の業務情報やデータ、制約条件、設計情報は、他社向けサービスで使用せず、技術基盤と分離して管理します。
同社は複数企業から相談を受けており、一部企業とはサンプルデータを用いた初期検証を進めています。
業務整理から制約条件の可視化、最適化ロジックの設計、システム構築、導入後の定着支援まで一貫して提供します。
記事のポイント
- 複雑な条件を同時に考慮: 必要人員や資格、労働時間、休暇などの条件を踏まえ、AI・数理最適化技術で勤務計画案の作成を支援します。
- 企業ごとに個別設計: 対象業務や運用方法、制約条件、評価基準を導入企業ごとに整理し、共通基盤を活用して仕組みを構築します。
- AIと人の判断を組み合わせ: すべてを自動化せず、AIに適した処理と人が担う判断を分け、現場で継続利用できる運用を目指します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 自社固有の勤務ルールを整理してから適用可能性を検証できるため、いきなり全社導入を決めず、対象業務や改善効果を見極める段階的な進め方が取りやすくなります。
- 同業サービス提供者: 汎用基盤だけでなく、制約条件の整理や既存システム連携、導入後の定着まで含めた支援が競争軸になり、機能単体では差別化しにくくなる可能性があります。
- 現場管理者: AIが作成した案をそのまま採用するのではなく、人が担う判断を残す設計が前提となるため、担当者の経験を運用に組み込みながら属人化を見直せそうです。
このニュースの背景
交通・物流・医療・製造・小売などでは、資格や労働時間、休暇、必要人員といった複数の条件を同時に満たす勤務計画が必要です。
こうした業務は一般的なパッケージシステムだけでは対応しきれず、表計算ソフトなどによる手作業や、担当者の経験に依存した調整が課題になっていました。
ANA向けシステムの共同開発と本格運用で得た知見を、特定企業の情報と分離した技術基盤として他業界へ展開できる段階に入ったことが、今回のサービス化の背景です。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社インテリジェントフォースのプレスリリース(2026年9月2日 13時07分)ANAとの共同開発から得た知見を応用…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000187092.html