シンクアイは、太陽光発電設備と蓄電池設備向けのEMS「イチニンEMS」の提案活動を本格化します。
同システムは、AIで3日先までの発電量と施設の電力負荷を予測します。
予測結果をもとに蓄電池を制御し、余剰太陽光の活用と最大需要電力の抑制を両立します。
記事の概要
シンクアイは、エネルギーマネジメントシステム「イチニンEMS」の市場展開に向け、営業活動を本格化します。
イチニンEMSは、高圧受電する工場や事業所などの需要家施設を対象としています。
太陽光発電量と施設の電力負荷をAIで3日先まで予測し、蓄電池の充放電を最適化します。
晴天時は余剰太陽光を受け入れる空き容量を確保し、発電電力を有効活用します。
発電量が少なく負荷が高まると予測される場合は、需要ピークに備えて蓄電量を確保します。
タイムシフトとピークシフトを組み合わせる「ハイブリッドシフト」制御を採用します。
新設設備に加え、条件が合えば既設の太陽光発電設備や蓄電池設備のEMS置き換えにも対応します。
同社は2026年3月17日から19日まで東京ビッグサイトで開催された「第25回 SMART ENERGY WEEK【春】」で、同製品を社外初公開しました。
記事のポイント
- 3日先の需給を予測: AIが太陽光発電量と施設の電力負荷を3日先まで予測し、蓄電池の残量を調整します。
- 2つのシフトを両立: 余剰太陽光を蓄えるタイムシフトと、最大需要電力を抑えるピークシフトを組み合わせます。
- 既設設備にも対応: 条件が合致する場合は、設備をすべて更新せず既存EMSを置き換える選択肢を提案します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 新設だけでなく既設設備を活用したEMS更新も選べるため、設備全体を刷新する前に、既存機器との適合条件と運用改善の余地を見極める進め方が求められそうです。
- EMS提供企業: 蓄電池を単一目的で制御するのではなく、発電予測と負荷予測を組み合わせて提案することが、太陽光の活用と料金抑制を両立したい需要家への訴求軸になる可能性があります。
- 施設の電力担当者: 導入判断では、晴天時の余剰電力対策と需要ピーク対策を別々に検討するのではなく、数日単位の運用計画として効果や必要な蓄電容量を確認することになりそうです。
このニュースの背景
高圧受電する工場や事業所では、太陽光発電の余剰電力を活用することに加え、最大需要電力を抑えることも課題になります。
蓄電池の容量には限りがあるため、余剰太陽光の受け入れを優先すると、需要ピークに備えた電力を確保しにくくなる場合があります。
既設の太陽光発電設備や蓄電池設備を保有する施設では、設備全体を更新せずにEMSだけを置き換える選択肢も検討対象になります。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
シンクアイ株式会社のプレスリリース(2026年9月1日 10時08分)3日先の発電量と電力負荷をAIで予測、シンクアイが…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000126166.html