キンドリルは8月6日、AIエージェントを活用した「エージェンティック・モダナイゼーション・サービス・アズ・ソフトウェア」を発表しました。
同サービスは、同社のエンジニアリング知見をエージェンティックワークフローとして体系化し、企業のIT環境の刷新を支援します。
1,400社超が利用するKyndryl Bridgeを基盤に、AIエージェントの展開や運用、ガバナンスに対応します。
記事の概要
キンドリルは「キンドリル・エージェンティックAIフレームワーク」を活用した新サービスを発表しました。
サービス・アズ・ソフトウェアは、ソフトウェアによる自動化やインテリジェンス、拡張可能なデジタルワークフローでサービスを提供するモデルです。
あらかじめ定義したワークフローにより、モダナイゼーションの実行を反復可能にし、リスクやコストの可視化にも対応します。
キンドリルの調査では、ビジネスおよびテクノロジーリーダー1,100人のうち、77%が生成AIを複数部署に展開していました。
一方で、期待する主要成果を少なくとも1つ実現できたと回答した割合は32%にとどまりました。
Kyndryl Bridgeは2022年の提供開始以来、1,400社超のミッションクリティカルなIT環境を支援し、毎月1,600万件超のAIインサイトを生成しています。
同基盤では、AIエージェントのオーケストレーションや統制に加え、企業内の知識や運用コンテキストを保存するエージェンティックメモリー管理にも対応します。
記事のポイント
- 企業ITの刷新を支援: レガシーコードの分析や依存関係のマッピング、コード生成、テスト、検証などをAIエージェントが支援します。
- Kyndryl Bridgeで統制: 1,400社超が利用する基盤上で、AIワークフローの展開や管理、セキュリティ、コスト可視化に対応します。
- 導入成果も提示: 再保険会社ではデータセンター撤退期間を半減し、レンタカー会社では手作業を数時間から数分に短縮しました。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: レガシー刷新を一度きりの大型案件ではなく、定義済みワークフローで反復する運用として設計し、対象業務と人の監督範囲を見直す必要がありそうです。
- 同業サービス提供者: 専門知識を再利用可能なエージェント基盤として展開する形が示されたことで、個別作業の人月提供だけでなく、標準化や成果の予測可能性を競う対応が求められそうです。
- IT責任者: AIエージェントの導入効果だけでなく、コスト可視化、セキュリティ、知識の保存、説明責任まで含めた運用設計を、導入前から評価することになりそうです。
このニュースの背景
企業では生成AIの複数部署への展開が進む一方、期待する主要成果を実現できた割合は32%にとどまっています。
キンドリルは、老朽化したテクノロジー基盤がAIの安定導入を妨げる要因となっており、モダナイゼーションがAI活用の前提になると説明しています。
Kyndryl Bridgeは1,400社超の企業環境を支援し、毎月1,600万件超のAIインサイトを生成する基盤として運用されています。
再保険会社やレンタカー会社の事例では、レガシーコードの分析・再構築や手作業の自動化を通じた具体的な期間短縮が示されています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
キンドリルジャパン株式会社のプレスリリース(2026年8月31日 13時00分)キンドリル、新たな「エージェンティック・…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000205.000089286.html