フェノエーアイ・ジャパンは、健康な人の生体データをAIで解析する研究プロジェクトで、聖マリアンナ医科大学拠点の来院検査予約を始めました。
「未来健康サポータープロジェクト(HPP Japan)」では、40〜69歳を対象に血液や尿、便などのデータを収集します。
2026年度内に登録者1,000名を目指し、病気の発症前からの予測・予防に向けたデータ基盤の構築を進めます。
記事の概要
HPP Japanは、ワイツマン科学研究所発のグローバル研究「ヒューマン・フェノタイプ・プロジェクト(HPP)」の日本版です。
健康な人のゲノムや腸内細菌、生活習慣などを長期的かつ多角的に収集し、AIで統合的に解析します。
聖マリアンナ医科大学の拠点では、血液・尿・便の生体サンプルに加え、ゲノム、腸内細菌、持続血糖モニタリングなどのデータを集めます。
検査は2年に1回実施し、倫理審査委員会から現時点で5年間の承認を得ています。
今後は継続的な更新申請を行い、最長25年間の実施を計画しています。
参加者には、食後の血糖値の変化や腸内細菌叢の解析結果など、通常の健康診断では得られない情報を提供します。
HPP関連の研究成果は20報以上あり、『Nature Medicine』『Nature Aging』『Nature』などに掲載されています。
記事のポイント
- 対象は40〜69歳: 健康な40〜69歳の参加者を募り、聖マリアンナ医科大学の拠点で検査と生体データ収集を実施します。
- 最長25年の追跡: 2年に1回の検査で身体の変化を追跡し、最長25年間の長期的な健康データ蓄積を計画しています。
- 2026年度に1,000名: 2026年度内の登録者1,000名を目標に、川崎市を拠点とした参加者募集とデータ収集を広げます。
このニュースがもたらす影響
- 医療・製薬企業: 健常者の長期・多角的データとAI解析を組み合わせる設計を踏まえ、発症前の予測を事業化する企業は、収集期間と参加者への結果還元方法を早期に設計する必要がありそうです。
- 医療データ事業者: 2年に1回の追跡やゲノム・腸内細菌・血糖データの統合が進めば、単発検査を前提としたサービスでは、長期データを扱う解析基盤や評価方法との差別化が求められそうです。
- 研究機関・自治体: 川崎を起点に1,000人規模の参加者と最長25年の追跡を目指すため、地域で健常者の参加を継続させる仕組みや、研究成果を参加者へ返す運用を検討する余地が広がりそうです。
このニュースの背景
HPP Japanは、ワイツマン科学研究所発のグローバル研究を日本で展開するコホートで、健康な人の生体データを長期かつ多角的に集める計画です。
日本では2025年3月にコホートを開始し、血液・尿・便に加えてゲノム、腸内細菌、持続血糖モニタリングなどのデータをAIで統合的に解析します。
検査は2年に1回で、倫理審査委員会から現時点で5年間の承認を得ており、最長25年間の実施が計画されています。
グローバルHPPでは、睡眠や加齢に関する研究など20報以上の成果が発表され、国際的な学術誌にも掲載されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
フェノエーアイ・ジャパン株式会社のプレスリリース(2026年8月21日 13時00分)健康データのAI解析で未来の予防医…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000160131.html