パーソル総合研究所は、組織のAI活用状況を可視化する「AX推進力診断」の無料トライアル提供を開始しました。
診断結果をもとに、AI活用の展開と定着を支援する「AI×組織変革プログラム」も提供します。
全社や事業部・本部、部・課単位で実践状況を測定し、組織のボトルネックや優先課題を明らかにします。
記事の概要
パーソル総合研究所のリスキリング支援サービス「Reskilling Camp」が提供します。
同社は2026年7月31日に、社員個人のAI活用状況を可視化する「AIパフォーマンス診断」の提供を開始していました。
今回の「AX推進力診断」は、個人のスキルではなく、組織としてAI活用を推進し成果につなげる力を測定します。
診断は「全社」「事業部・本部」「部・課」の単位で実施し、所要時間は約18~20分、全56問です。
結果は「AX推進力指数」「価値創出力」「信頼基盤力」「組織浸透力」の4つの観点で確認できます。
全国の正規雇用者3,300名を対象にした同社の2026年7月22日発表の調査では、生成AIの業務利用率は54.3%でした。
診断の測定軸には、PMIが2026年6月に発行した国際標準の「8つの原則」を採用しています。
「AI×組織変革プログラム」では、戦略策定やガバナンス整備、人材育成、業務変革を組み合わせ、診断、改善、定着、再診断のサイクルで支援します。
記事のポイント
- 組織の状態を測定: 個人のスキルではなく、AI活用を支える組織の仕組みや運用を可視化します。
- 4領域で課題を特定: 推進力、価値創出力、信頼基盤力、組織浸透力の4観点で優先課題を確認できます。
- 診断後も定着を支援: 診断結果に応じて戦略、ガバナンス、人材育成、業務変革を実行し、再診断で効果を検証します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: AI導入や研修の前に、価値創出・ガバナンス・浸透のどこが障壁かを組織単位で確認し、投資の優先順位を見直す必要が生じそうです。
- 同業の支援事業者: 個人スキルの測定に加え、国際標準を参照した組織診断から改善・定着までの一貫支援が、サービスの比較軸になる可能性があります。
- AI推進責任者: 経営層と現場の認識差や制度と運用の乖離を把握し、施策の実行後に再診断で効果を確かめる運用を早期に設計することが求められそうです。
このニュースの背景
生成AIの業務利用率が54.3%に達する一方、タスク単位の活用が組織全体の成果につながっていない実態が示されています。
AI活用では、PoCから本格導入へ進めないことや、リスク管理・ガバナンス、人材の偏りなどが課題になっています。
こうした課題は目に見えにくく、ボトルネックを特定しないまま施策を進めたり、改善策を組織に定着させたりする難しさがあります。
そのため、個人のスキルではなく組織の仕組みや運用を測定し、改善と再診断を続ける枠組みが打ち出されました。
関連するニュース
- パーソル総合研究所が全国3,300人の調査を基に、AI活用人材の成果や組織展開力を測る診断を開始しました。
- AICX協会がAI変革の成熟度を16パターンで示す無料診断ツールを提供開始しました。
- AXとKASHIKAが広告運用自動化AIエージェントをAX CAMP契約企業へ無償提供します。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社パーソル総合研究所(東京都江東区、代表取締役社長:岩田 亮、以下パーソル総研)が展開するリスキリング支援サービス…
https://www.atpress.ne.jp/news/624823