Sansanは、経理AXサービス「Bill One」で「AI自動起票」の提供を開始しました。
請求書の明細ごとに、勘定科目や金額、税区分などをAIが判定して入力します。
担当者レベルのつながりデータや過去の処理データも活用し、仕訳業務の負担軽減を目指します。
記事の概要
「AI自動起票」は、Bill Oneで受領した請求書データを基に、AIが仕訳項目を自動で作成する機能です。
請求書の明細ごとに、勘定科目、金額、税区分などを判定して入力します。
請求書に記載されていない、取引企業間の部門・担当者レベルの「つながり」データも判断材料にします。
Sansanの研究開発部門が開発した、請求書明細に特化したデータ化エンジン「Organ」も活用します。
類似する請求書の過去の伝票データを基に、現場と経理の仕訳作成や修正の手間を減らします。
担当者が仕訳を行った結果や、明細ごとの勘定科目設定の過程を記録し、次回の処理に生かす仕組みです。
機械学習プロセスは2027年以降の実装を予定しており、現時点では自動学習が実装済みとは限りません。
大企業では年間数十万件以上の請求書を処理するケースもあり、仕訳業務の効率化を想定しています。
記事のポイント
- 明細単位で仕訳を自動化: 勘定科目や金額、税区分などを請求書の明細ごとにAIが判定し、入力します。
- 社内の関係データを活用: 取引企業間の部門・担当者のつながりや、類似伝票の過去データを判断材料にします。
- 機械学習は2027年以降: 仕訳結果と設定過程を次回処理に生かす機械学習プロセスは、2027年以降の実装予定です。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 請求書の明細単位で勘定科目や税区分を自動入力できるため、現場と経理の二重確認や差し戻しを含む仕訳業務を、どこまで標準化できるか検討する必要がありそうです。
- 経理部門: 部門・担当者のつながりや過去の伝票データを判断材料にすることで、仕訳の確認業務に求められる知識や判断の分担が変わる可能性があります。出力の確認範囲を定めることが重要です。
- 経理SaaS提供者: 請求書の読み取りにとどまらず、社内の関係データや過去の処理履歴まで仕訳に用いる設計が示されました。今後は業務データの蓄積と活用方法が競争軸になる可能性があります。
このニュースの背景
仕訳業務は請求書のすべての取引明細が対象となるため、現場の取引担当者や経理担当者など複数部門にまたがって発生しています。
大企業では年間数十万件以上の請求書を処理するケースがあり、担当者は過去の伝票や社内規定を参照しながら仕訳を作成しています。
処理には時間がかかり、判断ミスが起きやすいほか、経理部門による二重確認や現場への差し戻しも負担になっています。
今回の機能では、請求書明細に特化したデータ化エンジンや、部門・担当者レベルのつながり、類似伝票の過去データを仕訳判断に活用します。
仕訳結果と勘定科目の設定過程を次回処理に生かす機械学習プロセスは、2027年以降の実装が予定されています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
Sansan株式会社のプレスリリース(2026年8月20日 11時00分)Bill One、AIが請求書から仕訳データを…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000874.000049627.html