IP Infusionは、ネットワークOS最新版「OcNOS 7.0」が100社を超える通信事業者とデータセンター事業者に採用されたと発表しました。
2026年第1四半期のリリース以降、AIクラスター向けのロスレスネットワーキングやIP/光ネットワーク統合を支援しています。
Dynamic ECNや800G OSFPプラットフォーム、K3Sコンテナなどを通じ、AIデータセンターと通信事業者の運用高度化を促します。
記事の概要
IP Infusionは、ネットワークOS「OcNOS 7.0」が世界中の100社を超える通信事業者およびデータセンター事業者に採用されたと発表しました。
採用は2026年第1四半期のリリース以降に進み、AIクラスターのロスレスネットワーキングやIP/光ネットワーク統合を支援しています。
AIインフラ向けには、Dynamic ECNによるリアルタイムの輻輳制御を提供します。
UfiSpace製「S9321-64EO(51.2 Tbps)」など、800G OSFPプラットフォームのサポートも追加しました。
通信事業者向けには、Segment Routing(SR-TE)とFlexible Algorithmをサポートし、レガシーネットワークからの段階的な移行に対応します。
ネイティブK3Sコンテナにより、監視やセキュリティなどのアプリケーションをルーター上で実行できます。
さらに、変更通知型のgNMIストリーミングテレメトリや、ZR/ZR+対応コヒーレントトランシーバーの直接実装にも対応します。
記事のポイント
- AI通信の輻輳を制御: Dynamic ECNによるリアルタイムの輻輳制御で、AI学習データの転送停止を抑えます。
- 800G対応を拡充: UfiSpace製S9321-64EOなどの800G OSFPに対応し、大規模GPUファブリックの構築範囲を広げます。
- 通信運用を高度化: SR-TE、K3S、gNMIストリーミングテレメトリで、移行や監視、エッジ運用を支援します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する事業者: GPU投資の効果を左右するネットワークを、機器選定だけでなく輻輳制御・テレメトリ・光運用まで含めて評価する必要が高まりそうです。既存設備からの移行範囲と運用体制を先に見極めることが重要です。
- ネットワーク製品提供者: 製品の訴求軸は通信速度だけでなく、800G機器の選択肢、IP/光の一元運用、ルーター上のアプリ実行まで広がる可能性があります。対応範囲と移行支援の厚みが比較材料になりそうです。
- 通信・DC業界: ハードウェアとOSを分離する構成が100社超の採用実績を得たことで、垂直統合に依存しない調達を検討する土台が広がると考えられます。一方、複数機器や光モジュールをまたぐ検証負担は残りそうです。
このニュースの背景
AIデータセンターでは、GPUの処理性能を引き出すうえでネットワークの輻輳がボトルネックになり得ます。
そのため、AIクラスター向けの通信では、データ転送を止めにくくする制御や800G対応など、ネットワーク側の性能・運用性が問われています。
通信事業者では、レガシー設備から新しいネットワークへの段階的な移行に加え、IPレイヤーと光レイヤーをまたぐ運用の簡素化も課題になっています。
こうした複数の課題に対し、ハードウェアの選択肢とソフトウェアによる制御を組み合わせる構成への需要が高まっていると考えられます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社 ACCESSのプレスリリース(2026年8月18日 15時00分)IP Infusionの最新版ネットワークO…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000525.000011476.html