株式会社SUPERNOVAは、生成AIサービス「Stella AI for Biz」でNotebook機能を2026年8月18日から提供開始しました。
社内資料やURL、議事録などを登録し、指定したNotebookだけを根拠にAIが回答します。
従来型のRAG機能と異なり、質問に関連する資料全体や文脈を踏まえて回答を生成します。
記事の概要
株式会社SUPERNOVAは、生成AIサービス「Stella AI for Biz」に新機能「Notebook機能」を追加しました。
提供開始日は2026年8月18日です。
Notebook機能では、社内ドキュメントやテキスト、URL、議事録、外部サービス上のファイルを情報ソースとして登録できます。
利用者は関連資料をNotebook単位で整理し、質問時に参照するNotebookを指定できます。
指定した資料だけを根拠に回答を生成するため、意図しない情報が回答に混在することを抑えます。
1つのNotebookには、情報ソースを100件まで登録できます。
対応する情報ソースは、ドキュメント、テキスト、URL、Stella AI for Bizの議事録、外部サービス連携の5種類です。
外部サービス連携では、Google Drive、Microsoft SharePoint、Boxに対応します。
従来型のRAG機能が質問に関連する情報の「箇所」を検索するのに対し、Notebook機能は関連する「資料」そのものを特定します。
文書全体の内容や文脈を踏まえるため、複数箇所に情報が分散した質問にも対応しやすくなります。
活用例として、社内規程や就業規則のQ&A、議事録からの決定事項・ToDo抽出、プロジェクト資料の横断検索・要約などを挙げています。
同社はNotebook機能の正式版提供にあわせ、従来型のRAG機能の提供終了を検討しています。
終了時期は別途知らせる予定です。
記事のポイント
- 5種類の情報源に対応: PDFやWord、Excel、PowerPoint、URL、議事録、外部サービスなど5種類の情報ソースに対応します。
- 参照範囲を限定: Notebook単位で参照資料を指定でき、意図しない情報の混在を抑えた回答生成が可能です。
- 社内業務で活用: 社内規程のQ&Aや議事録のToDo抽出、プロジェクト資料の検索・要約などに活用できます。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 導入を検討する企業は、まず規程や議事録など用途ごとに参照範囲を設計し、資料の登録・更新と回答の確認を誰が担うか決める必要がありそうです。
- 同領域のサービス提供者: 同領域のサービス提供者は、検索精度だけでなく、文書全体の文脈理解や参照範囲の制御、既存ストレージとの接続性を競争軸として示すことが求められそうです。
- 社内AI活用企業: 社内AI活用を進める企業は、RAG導入の評価を回答の正確さだけで終えず、どの資料を根拠にしたかを管理できるか、業務ごとに検証する視点が必要になりそうです。
このニュースの背景
社内規程やマニュアル、議事録などが複数のファイルサーバーやクラウドストレージに分散し、必要な情報の探索と読解が業務負担になっていました。
従来型のRAGは質問に関連する情報の「箇所」を検索するため、文書全体の文脈や複数箇所に分散した情報を扱う際に制約がありました。
Notebook機能は、関連資料を単位として整理し、指定した範囲だけを根拠に回答させることで、社内ナレッジの利用範囲を明確にしようとするものです。
従来型のRAG機能は提供終了が検討されており、利用企業には新機能への移行を見据えた運用の見直しも必要になりそうです。
関連するニュース
- SUPERNOVAがStella AI for BizのmacOS版とSSOなどのログイン機能を提供開始します。
- SUPERNOVAがStella AIとStella AI for BizでGemini 3.7 Flashの提供を始めます
- 株式会社SUPERNOVAがStella AIなどで最新モデル「Grok 4.6」の提供を始めます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社SUPERNOVAのプレスリリース(2026年8月18日 11時00分)Stella AI for Biz、No…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000138218.html