株式会社APOLLO11は、高性能LLM API「apollo11-fusion API」の提供を開始しました。
同APIは7モデルをそろえ、従来比で最大約65%のコスト削減を掲げています。
入力・出力データを保持しないZDRに対応し、約330万トークンを1週間無料で試せます。
記事の概要
株式会社APOLLO11は、高性能LLM API「apollo11-fusion API」の無料トークン配布を開始しました。
約330万トークン分を1週間無料で利用でき、クレジットカード登録後に開始できます。
料金は従量課金制で、固定費、最低利用料金、解約違約金はありません。
同社は、Claude Opus 4.8と互角の性能を持ちながら、コストを最大約65%削減できると説明しています。
性能については、固定サブセットによる社内測定で、apollo11-fusion-coderがAiderで94.4%を記録しました。
日本語コーディングのJHumanEvalは91.5%、日本語帳票OCRはapollo11-fusion-baseで99.6%でした。
7モデルには、最大100万トークンの長文解析に対応するxcontextや、コード編集向けのcoderなどがあります。
入力・出力データを推論完了後に保持しないZDRに対応し、金融、医療、製造業などでの利用を想定しています。
記事のポイント
- 7モデルを提供: 標準モデルに加え、長文解析やコード編集、高速応答などに対応する7モデルを同一エンドポイントで提供します。
- 性能指標を公開: APOLLO11の社内測定では、Aiderで94.4%、日本語帳票OCRで99.6%のスコアを示しました。
- 既存コードに対応: OpenAI SDK互換で、ベースURLとモデル名を変えるだけで既存コードから移行できる設計です。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 既存のOpenAI SDKコードを大きく変えず、無料枠で自社業務の負荷・精度・費用を検証できるため、PoCから本番移行までの判断を短期化できる可能性があります。
- 同業サービス提供者: 7モデル、従量課金、ZDR、SDK互換を一体で示したことで、価格だけでなく切替負担やデータ保持方針まで含めた比較を顧客から求められる可能性があります。
- 情報システム部門: 機密データを扱う企業では、ZDRが要件確認の入口になり得ますが、公開された社内測定値を自社データで再検証し、保持範囲や運用条件を確認する必要がありそうです。
このニュースの背景
LLMを業務に組み込む際は、性能だけでなく推論費用と機密データの取り扱いが選定条件になります。
今回のサービスは、従量課金とZDRを組み合わせることで、利用量や情報管理に関する導入時の懸念に対応しようとしています。
OpenAI SDK互換と7モデルの構成は、既存システムを大きく変えずに用途や処理量に応じて選択肢を広げる設計とみられます。
無料枠と社内測定値の公開により、企業が自社の業務データや負荷で費用対効果を確かめる段階へ進みやすくなっています。
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株式会社APOLLO11のプレスリリース(2026年8月18日 07時00分)㈱APOLLO11、フロンティア級AI「a…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000188956.html