パーソル総合研究所は、「AI環境における人材とマネジメントに関する定量調査」を発表しました。
調査では、正規雇用者の生成AI業務利用率が2026年5月に54.3%となり、2025年10月から12.4ポイント上昇しました。
同じAIヘビーユーザーでも、情報収集や優先順位づけなどの「メタ・スキル」により、業務成果に最大3.6倍の差が見られました。
AI活用が進む職場では、個人のスキルだけでなく、上司の役割や人材育成の見直しも必要になると示唆されています。
記事の概要
パーソル総合研究所は、AI時代に成果を生み出す人材、マネジメント、組織の条件を分析する調査を実施しました。
正規雇用者の生成AI業務利用率は、2025年10月の41.9%から2026年5月の54.3%へ、12.4ポイント上昇しました。
週4日以上利用するヘビーユーザーは15.6%から21.1%へ、週1〜3日利用するミドルユーザーは16.1%から20.7%へ増加しました。
一方、AI活用が進むほど、指示の出し直しや前提入力の負担、教育・サポート不足、データの部署間分断などが課題として顕在化しました。
AIヘビーユーザーの31.6%は「人よりAIに話すほうが気楽」と回答し、ライトユーザーの20.1%を上回りました。
AI環境のハイパフォーマーは、好奇心やレジリエンス、メタ視点などの思考特性と、5つのメタ・スキルが高い傾向でした。
メタ・スキルは、「集める」「決める」「確かめる」「壊す」「蓄える」という、AI活用の成果につながる能力の総称です。
人材育成では、現場での「手触り経験」、組織を超える「踏み出し経験」、複数の立場から捉える「見渡し経験」が重要とされています。
記事のポイント
- 利用率が54.3%に上昇: 生成AIの業務利用率は半年で12.4ポイント上昇し、週4日以上の利用者も21.1%まで増えました。
- 成果を分けるメタ・スキル: 情報収集、優先順位づけ、実地検証などのメタ・スキルが、AI利用量以上に成果と関連していました。
- 上司は協働の調整役へ: AI環境の上司には、成果物管理に加え、人とAIの協働を支える「チューナー役」が求められます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
株式会社パーソル総合研究所のプレスリリース(2026年7月22日 10時00分)「AI環境における人材とマネジメントに関…
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000111116.html