SS&C Blue Prism、AIエージェントとRPAを統合するWorkHQ日本語版

SS&C Blue Prismは10月7日、業務自動化基盤「WorkHQ」日本語版を発表しました。
AIエージェント、RPA、人を組み合わせ、業務フローの設計から実行、監査までを統合します。
SS&Cでは3400以上の本番業務で利用し、年間約300億円のコスト削減効果があるとしています。

記事の概要

WorkHQは、Blue Prismの自動化技術にSS&Cでの実績や知見を融合し、AIエージェントを加えた基盤です。
AIエージェントが判断し、RPAが業務を正確に実行し、人が監視や例外処理を担う構成です。
複数システムの接続、AIと業務の連携、AIの確率的な出力という3つの壁への対応を狙います。
既存のLLMやサードパーティー製AIエージェント、SaaS、レガシーシステムを接続できます。
実行権限やセキュリティの定義、モニタリング、監査、暗号化などのガバナンス機能も備えます。
SS&Cでは3500以上のRPAが稼働し、人員規模を拡大せず40%のEBITDAを達成しているといいます。
資産運用業務の売買不一致の照合作業では、処理時間を人手の82分から5分に短縮した事例を示しました。

記事のポイント

  1. AIとRPAを役割分担: AIエージェントが判断し、RPAが定型処理を実行し、人が監視や例外対応を担う構成です。
  2. SS&Cでの実績を製品化: 3400以上の本番業務と3500以上のRPAを稼働させ、年間約300億円の削減効果を示しています。
  3. 日本語版の価格体系: 最小プランは年10万回実行、承認ユーザー10人で初年度参考価格708万4600円です。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: 自社の自動化候補を、AIに判断させる部分とRPAで確実に処理する部分に分け、権限や例外対応まで含む運用設計を先に詰める必要がありそうです。
  • RPA・AIベンダー: 単体のAIエージェントやRPA機能だけでなく、レガシーシステムとの接続、実行管理、監査まで含めた業務基盤としての提案力が問われる可能性があります。
  • 販売パートナー: 製品導入の支援では、ツール設定に加えて、業務フローの分解や人が担う例外処理、ガバナンス設計まで支援範囲に含めることが求められそうです。

このニュースの背景

生成AIやAIエージェントは個人業務で活用されつつありますが、業務フロー全体への組み込みには、AIと業務、複数システム、AIの確率的な出力という壁があります。
特にAPIのないレガシーシステムとの接続や、定型業務で求められる確実な実行は、AIエージェントだけでは対応しにくい課題です。
WorkHQは、AIエージェントの判断、RPAによる実行、人による監視と例外処理を組み合わせることで、これらの課題に対応しようとする位置付けです。

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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

ZDNET Japan

SS&C Blue Prismは、同社の業務自動化の成果を製品化した「WorkHQ」日本語版を発表した。AIエージェント…

SS&C Blue Prism、業務自動化基盤「WorkHQ」を発表–「エージェントとRPA」で最適解 – ZDNET Japan
https://japan.zdnet.com/article/35253330/

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