シャープは9月15日、業務向けAIサーバー事業への参入を発表しました。
鴻海科技集団(Foxconn)と連携し、企業や自治体、研究機関などにラックマウント型AIサーバーを販売します。
第1弾として「NVIDIA RTX Proサーバー」の受注を開始し、2030年度に約2,500億円の売上を目指します。
記事の概要
シャープは、国内の企業や自治体、研究機関、データセンター事業者を対象にAIサーバーを提供します。
AIサーバー大手の鴻海科技集団(Foxconn)と連携し、主要部材の調達力や製造能力を生かします。
第1弾として、4U・空冷の「NVIDIA RTX Proサーバー」の受注を始めました。
今後は、より高性能な「NVIDIA HGX システム」も展開する予定です。
シャープは、2030年度に約4兆円と見込む国内AIサーバー市場で、約2,500億円の売上を目標にしています。
提案から運用・保守までのワンストップ体制を整え、販売代理店や保守・運用企業とも協業します。
コンビニの複合機やガソリンスタンドの精算機などで築いた全国のサポート網も活用します。
フィジカルAIの普及により、クラウドとローカル環境やオンプレミスの使い分けが進むと見ています。
記事のポイント
- 鴻海の供給力を活用: 主要部材の調達力と製造能力を持つ鴻海と連携し、国内企業に見通しの立ちやすい供給体制を整えます。
- 幅広い顧客に提供: 企業、自治体、研究機関、データセンター事業者に、ラックマウント型AIサーバーを提案・販売します。
- 保守まで一括対応: 提案から運用・保守までを一括提供し、既存の全国サポート網や協業企業の体制も活用します。
このニュースがもたらす影響
- 導入検討企業: 鴻海の調達・製造力とシャープの保守網を組み合わせる前提から、導入を検討する企業は、性能や価格だけでなく、納期の見通しと導入後の運用責任まで含めて選定条件を組み直す必要がありそうです。
- 同業のサーバー提供者: 供給の不安定さが導入の障壁になっている中、調達力と全国サポートを一体で訴求する事業者が増えれば、同業各社にも納期管理や保守体制を含めた提案力の強化が求められる可能性があります。
- 販売代理店・保守企業: 提案から運用・保守までを一括する体制では、販売や保守の各社に単発の受託ではなく、AIサーバー導入後の継続運用を担う役割が求められ、協業条件の見直しにつながりそうです。
このニュースの背景
AIサーバーは世界的な部材不足や遅延により、企業が導入を計画しても予定どおりに進みにくい状況とされています。
AIがインフラ化する一方、フィジカルAIでは機密性や低遅延が重視され、クラウドだけでなくローカル環境やオンプレミスを使い分ける動きが見込まれています。
シャープは2030年度に約4兆円と見込む国内AIサーバー市場を、新たな成長機会と位置付けています。
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詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
シャープは、業務向けのAIサーバー事業に参入する。業界大手の鴻海科技集団(Foxconn)と連携し、“世界の供給力”を国…
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/2141109.html