PwC Japanグループは9月1日、新サービス「AIによるサイバーセキュリティ業務の再構築支援」の提供を開始しました。
人手を中心とした従来業務をAI前提で再設計し、クライアント企業内で常時稼働する運用モデルとして実装します。
AIによる自動化と人による統治を組み合わせ、平時から有事までのセキュリティ業務を支援します。
記事の概要
新サービスは、サイバーセキュリティ業務のあり方を「AI駆動×人による統治」へ再構築するものです。
背景には、AIエージェントの進化によるサイバー攻撃の高速化・大規模化があります。
攻撃側が各工程でAIを悪用する一方、防御側ではAI利用の結果に対する説明責任を人が負います。
そのため、検知・判断・対処のすべてをAIに委ねる完全自動化では対抗できないと同社は指摘します。
PwC独自のスキルを搭載したAIエージェントが、規程・ガバナンスやリスク管理から監視・対応までをカバーします。
MCP(Model Context Protocol)サーバー経由で、脅威アクターや脆弱性、規制・基準などのデータベースを参照します。
アーキテクトチームとオペレーションチームが、AIの企画構想から実装、運用・改善までを支援します。
記事のポイント
- 独自スキルのAIエージェント: 平時の規程・ガバナンスやリスク管理から、有事の監視・対応までを自律的に実行します。
- インテリジェンスと連携: MCPサーバー経由で脅威情報や脆弱性、規制・基準、専門知識のデータベースを参照します。
- 人の判断を組み込む運用: 専門チームが社内環境でのAI実装を支援し、重要な判断や承認を人が担う体制を設計します。
このニュースがもたらす影響
- 導入を検討する企業: 自社のセキュリティ業務では、AIに任せる検知・対処と人が承認する判断を切り分け、常時稼働を前提に運用設計を見直す必要が生じそうです。
- セキュリティ部門: 担当者の役割は個別の監視・対応だけでなく、AIエージェントの判断基準や例外処理、説明責任を管理する業務へ広がる可能性があります。
- 同業の提供企業: 競争軸はAIによる検知の自動化にとどまらず、脅威情報との接続、人の承認設計、社内環境での実装・改善まで含む運用支援へ移ると考えられます。
このニュースの背景
AIエージェントの進化によって、サイバー攻撃は高速化・大規模化しています。
一方で、防御側ではAI利用の結果に対する説明責任を人が負うため、検知・判断・対処を完全に自動化するだけでは対応しにくい状況です。
こうした前提から、既存業務の一部をAIで効率化するのではなく、規程・リスク管理から監視・対応までをAI前提で組み直す運用モデルが求められています。
脅威情報や脆弱性、規制・基準のデータベースを参照しながら、AIの実装と運用改善を継続する体制が重視されています。
関連するニュース
- CAICA DIGITALがHCL AppScanを使うAI駆動型開発向けセキュリティサービスを提供開始しました。
- SVC株式会社が、AI人材育成とAIエージェントの業務実装を一体で支援する「Z-FDE」を提供開始しました。
- 博報堂とインキュデータが、AIエージェントを活用しサービス構想からPoC実装まで支援するプログラムを開始しました。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
PwC Japanグループは、新サービス「AIによるサイバーセキュリティ業務の再構築支援」の提供を開始した。従来の人手を…
https://japan.zdnet.com/article/35252150/