SP.LINKSがSplunk導入、決済システムの調査工数を95.8%削減

決済代行会社のSP.LINKSは、統合データプラットフォーム「Splunk Cloud Platform」を導入しました。
決済システムのログを統合し、調査工数全体を95.8%削減しました。
生成AIが集約ログを解析し、非エンジニアの調査を支援する仕組みも運用しています。

記事の概要

SP.LINKSは、カード会社と直接処理を行う「決済センター事業」を国内で手がける3社のうちの1社です。
従来はログがシステムごとに分散し、障害や問い合わせのたびに複数のツールを確認していました。
小規模な調査に30分、横断的な調査に120分、複雑な調査に720分を要する場合がありました。
カード会社の障害時に加盟店への影響範囲を調べ、明細書を作成する作業にも約300分かかっていました。
Splunkの導入後は、調査時間が最大24分の1に短縮され、1日から数週間かかっていた回答が即日で完了するようになりました。
明細書は約30分で出力できるようになり、エンジニア以外の部門向けには専用インターフェースを公開しました。
非エンジニアが専用画面から調査内容を入力すると、生成AIがログを解析し、日本語で回答します。
同社はアクセス制限やデータ制御、複数のチェック、全社員向けの研修やテストを通じてAI利用を管理しています。

記事のポイント

  1. 調査工数を95.8%削減: ログを統合して横断的に確認できる環境を整え、調査時間を最大24分の1に短縮しました。
  2. 非エンジニアも自律調査: 専用画面と生成AIにより、エンジニア以外の担当者がログを確認しやすい体制を構築しました。
  3. 金融データの利用を管理: 独自規定やアクセス制限、データ制御を設け、ハルシネーションなどのリスクにも備えています。

このニュースがもたらす影響

  • 導入を検討する企業: ツール導入の成否を機能比較だけで判断せず、調査業務の設計や非エンジニアの利用導線まで含めて、削減目標から逆算することが求められそうです。
  • 決済事業者・競合: 回答の即日化や明細書作成の迅速化は、障害発生時の加盟店対応を競ううえで新たな基準となる可能性があり、運用データの統合が差別化要因になりそうです。
  • 金融業界のAI活用担当: 金融データで生成AIを使う際は、アクセス権限やデータ制御だけでなく、複数チェックと全社員教育を業務設計に組み込むことが必要になりそうです。

このニュースの背景

SP.LINKSでは、決済システムのログがシステムごとに分散し、障害や問い合わせのたびに複数のツールを確認する必要がありました。
調査には最大720分、カード会社の障害時に加盟店への影響範囲を調べて明細書を作成する作業には約300分かかっていました。
一方で、決済事業者は高い堅牢性と迅速な対応を求められるため、調査の効率化と情報提供の速さが課題になっていました。
金融データを生成AIで扱うにあたり、同社はアクセス制限やデータ制御、複数のチェック、研修やテストによって利用を管理しています。

詳しい記事の内容はこちらから(引用元)

ZDNET Japan

決済システムの可視性向上を目的に統合データプラットフォーム「Splunk Cloud Platform」を導入した。調査…

ログ統合から業務変革へ–SP.LINKSが「Splunk」で描く次世代運用基盤 – ZDNET Japan
https://japan.zdnet.com/article/35252046/

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