Microsoftは7月29日、2026年度第4四半期の決算を発表しました。
同社はAzureやCopilotの拡大を背景に、AI活用が実証段階から成果を求める段階へ移ったと説明しています。
Copilotでは複数モデルを使い分け、AI導入効果を売上やコストなどの既存指標で測る方針です。
記事の概要
Microsoftは7月29日、2026年度第4四半期(4~6月)の決算を発表しました。
売上高は前年同期比18%増の900億700万ドルでした。OpenAIへの投資による影響を除いた純利益は、前年同期比22%増の352億8,600万ドルでした。
Intelligent Cloud部門の売上高は前年同期比32%増の393億600万ドルでした。クラウドインフラのAzureは、2026年通期の売上高が初めて1,000億ドルを超えました。
Microsoft 365 Copilotの有料契約数は3,000万件を超えました。Microsoftは、AI活用がプロトタイプや実証を超え、実際のビジネス成果を求められる段階に移ったと説明しています。
英国のNHSでは50万人以上の職員にCopilotを導入しました。メルセデス・ベンツでは、管理業務やバックオフィス業務の変革にCopilotを活用しています。
CopilotではAnthropic、OpenAI、MicrosoftのMAIなど複数モデルを扱います。コストや性能に応じてモデルを選び、顧客が手動で切り替えなくても自動かつ透明に変更します。
Microsoftは、AI導入の効果をAI独自の指標で測らない考えを示しました。コンタクトセンターならコスト、顧客満足度、平均処理時間、処理件数など、既存の業務指標で評価します。
同社はオープンソースモデルとオープンウェイトを支持しています。Microsoftのクラウドインフラで実行すれば、顧客データをモデル開発企業の外部へ送らずに運用できると説明しています。
記事のポイント
- 複数モデルを自動選択: CopilotではAnthropic、OpenAI、MicrosoftのMAIなどを選択肢とし、業務に応じてモデルを自動で切り替えます。
- 既存指標で効果測定: AIの利用量やコード行数ではなく、売上、コスト、顧客満足度などの改善で投資効果を評価します。
- 大規模導入が進展: NHSやメルセデス・ベンツなどで大規模導入が進み、AI前提の業務再設計が次の課題になっています。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
7月29日(現地時間)、米マイクロソフトは、2026年度第4四半期(4~6月)の決算を発表した。…
https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/2129372.html