Googleは、生成AI時代の企業向けブラウザセキュリティ対策を紹介しました。
Chrome Enterpriseで、AIサービスの利用制御やデータ漏えい防止を実施できます。
Gemini in ChromeやGemini Enterpriseなど、ブラウザ上のAI活用拡大を前提にした機能です。
Google Security Operationsとの連携により、ブラウザ上のセキュリティイベントも一元管理できます。
記事の概要
Chromeブラウザに統合されたGeminiは、ページの要約や質問への回答に加え、ブラウザ上の業務を代行する段階に進んでいます。
「Skills in Chrome」では、よく使うワークフローをワンクリックで保存し、再利用やチーム内共有ができます。
Gemini Enterpriseでは、情報の検索や分析、AIエージェントの連携を通じて、企業システムのワークフローを自動化できます。
Gemini Notebookは、アップロードした文書を基に情報を整理し、要約や質問への回答を実行します。
回答に外部情報を含めないことで、ハルシネーションの抑制を図り、音声ファイルなどのマルチモーダルデータにも対応します。
一方で、従業員が未承認のAIサービスを利用したり、プロンプトがAIの学習やモデリングに使われたりする情報漏えいリスクがあります。
Chrome Enterprise Coreでは、300を超えるポリシーを制御・一元管理し、Gemini in ChromeなどのAI機能をユーザーやグループ単位で設定できます。
Chrome Enterprise Premiumでは、サイトカテゴリ単位のアクセス制御に加え、ファイルのアップロード、コピー&ペースト、スクリーンショット、透かしなどを管理できます。
URLカテゴリとデータ損失防止(DLP)を組み合わせることで、未承認の生成AIツールを通じた機密情報の取り扱いを抑止できます。
生成AIやSaaSアプリの利用状況をレポートで把握し、シャドーITやシャドーAIの検出にもつなげられます。
Chrome Enterprise Premiumは、コネクターを通じてGoogle Security Operations(SecOps)と統合できます。
機密ファイルのアップロードやダウンロード、ファイル転送、コピー&ペースト、印刷などのイベントをSecOpsへ自動同期できます。
リアルタイムURLチェックによるフィッシングやマルウェア感染リスクのあるサイトへのアクセスも、セキュリティチームが把握できます。
ブラウザ上の操作と脅威情報を一元化することで、ブラウザ起点のインシデント調査やモニタリングを支援できます。
記事のポイント
- 300超のポリシー管理: Chrome Enterprise Coreは、300を超えるポリシーを一元管理し、ユーザーやグループ単位で設定を配信できます。
- 未承認AIを制御: Chrome Enterprise Premiumは、AIツールなどのサイトカテゴリを制御し、未承認サービスへのアクセスをブロックできます。
- ブラウザ操作を監視: DLPやGoogle Security Operationsとの連携で、ファイル操作や不正サイトへのアクセスを検知・分析できます。
詳しい記事の内容はこちらから(引用元)
AI 時代のセキュリティ:ブラウザで組織を守る – ZDNET Japanhttps://japan.zdnet.com/extra/chrome_enterprise_premium_2025/35236220/